世界が変わる、朝散歩。ウォーキング前のすっぴん美人のお作法とは
2016/11/02
コラムニスト : 岡本 静香
今朝はカーテンを開けた瞬間に朝陽が気持ち良くて、夫が家を出るのと一緒に飛び出した。
朝、7:00。
この時間に出るのは珍しくない。 パソコンを持ってカフェに行くこともある。6時〜7時は朝食作りとスキンケアに当てるので、その時間が始まる前5時に起きてウォーキングをすることも。
ウォーキングはもう気づけば5年以上続いている習慣。なぜ続けられるか。
それは、快感だから!
朝の日の光と、風の気持ち良さ、人の少なさに一度感動すると、むしろ止められなくなる。
人がいない、車がいない。東京にいると日中感じられない贅沢が、早朝にはある。
コースは、“歩いていて楽しい道”。車道沿いよりも、空気が良くて静かな裏道を選ぶ。先日も出張先のParisで時差ぼけがてら早朝に散歩をした。
なるべく緑が多いところを選んで歩く。
格好は正直、どうでもいい。というより、 見た目を全く気にせずに飛び出すことが、続くコツ。身だしなみを整えようとする時間に、(やっぱり辞めようかな)という声が聞こえてくるのだから、さっさと出てしまった方がいいの(笑)。
夏だったらゆるいワンピースに、風通しの良いスニーカー。秋ならパンツにパーカー。ちょっと長めに歩きたい時はランニングスパッツを履くことも。
わたしはパジャマ派だけれど、もしTシャツにジャージみたいな格好で寝ている方は、そのまま出てしまって大丈夫。早朝はそんな格好をしている人だけしかいないから。
休日の朝は遠出してそのまま本屋や買い物に行くことも。たまにランニングウェアを着ることもあるけれど、こだわりのないジャンルの物は、増やさない(笑)。このパーカーはもう何年も使っています。
散歩だから、靴もぺたんこであれば何でもいい。靴の脱ぎ履きの楽さは、散歩の出やすさに比例する。
Clarksの白スニーカー。前後のわっかを指で広げれば履けるので楽。コンバースの黒は紐をリボンゴムに変え、履くのを楽に。迷彩のPUMA・無印のバレエシューズ。どちらも朝散歩用に選んだのではなく、普段のコーデに使用しているもの。
全ては、ウォーキングを長くするため、めんどうに思わないためだけれど、お肌を守るケアは欠かさない。
<ウォーキング前の すっぴん美肌お作法>
1.お湯で顔を洗う
2.化粧水のついたコットンで全体を拭き取る
3.肌に優しい日焼け止めを塗る
4.キャップをかぶる
一瞬で出来るシンプルスキンケア。
帰ってきてから本番ケアをするので、この時は日焼け止めを塗るために最低限の汚れを落とす&保湿をするのが目的。
化粧水をつけたコットンで拭き取ると、寝ている間についたホコリやテカリがオフできて、保湿もできる。日焼け止めは保湿も叶う肌に優しいものを。
わたしはマナラの「しっかりUVカット45」を愛用していて、帰ってきた時にすぐに洗い流せるのが良い。
そこからその日にしたいケアをすぐに重ねられるから、効率も良くて嬉しい。
40分ほどのウォーキングだけれど、頭がクリアになって、体も軽くなる。ご飯が美味しくなる。
美容に欠かせない習慣、難しく考えず飛び出してみて!
Profile
岡本 静香
美容家。 日本すっぴん協会立上げ時から企画・運営に参画。2012年7月27日、会長に就任し、すっぴん美人のキャスティングからインタビュー、ライティングまで幅広く担当。2017年9月30日まで会長を務める。 現在は若手美容家として活躍中。美容サロンの主催や、雑誌の連載多数。 独特の世界観を持って綴る美容コラムやSNSでの動画発信が人気を集めている。