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乾いた肌に必要なのは◯◯。手軽に全身の保湿ケアをする方法
2021/12/17
コラムニスト : 千國 めぐみ
SNSでフォロワーさんに肌悩みを聞いてみると、圧倒的に多いのが肌の乾燥についてのお悩みです。
日本は湿度の高い国という認識が一般的ですが、地域によっては冬に湿度が10%台を記録する日もあり、東京の湿度は砂漠並みといわれるほど。どうりでたくさんの方が悩んでいるわけです。
みなさん実感されていると思いますが、肌は外気の影響を受けやすく(風が強い日なんかは特に!)、十分なケアをしたつもりでも、乾燥が気になってきてしまうことがあります。室内では、エアコンなど暖房設備の影響もありますよね。
乾きを感じる肌には「セラミド」を
乾燥知らずの健やかな肌を保つには保湿が大切、ということは少しでも美容に興味のある方なら知っていることだと思いますが、では「保湿」とはどんなことを指すのでしょうか。
“水分を補うこと”と言われることが多いように思いますが、水をバシャバシャ肌につけるだけでは、保湿はできません。
肌は内部で水分を蓄えることでうるおいを保っています。
なので、外側から水分を補うだけでなく、肌内部の水分保持力を高めることが重要なのです。
そして、肌内部の水分保持の働きを担っているのが(おなじみの)セラミドです。
セラミドは肌内部で水分を蓄えることで肌のうるおいを保ち、水分の蒸発を防ぐ働きをします。それにより、乾燥や外部刺激から肌を守ってくれるのです。
私はスキンケアにおいてセラミドをとても重視しています。(今までさんざんうるさく言い続けている自覚がありますが)
なくなった水分を補うことではなく、そもそもの水分を手放さずにうるおいを保つことが保湿と考えているからです。
ただ、健やかな肌のために欠かすことのできないセラミドは、悲しいことに年齢と共に減少していってしまいます。
セラミドが減少するとお肌が乾燥し、それにより肌荒れやかゆみなどのトラブルが起きやすくなります。
歳をとることは避けられませんが、年齢を重ねても肌のうるおいを保つためにどんなケアが必要かを考えていきましょう。
自分の身体でうるおいを作り出すためには?
肌は自分の身体が作り出すものです。ですので、外側からのケアだけでなく、内側からのケアも大切。
私は大好きな漢方の考えにならって、健やかな肌を保つために「衛気(えき)」と「血」を意識して食生活に取り入れています。
衛気とは、外部刺激から身体を守るバリアのようなはたらきを指します。衛気を高めると喉や肌が守られるので風邪をひきにくくなり、また、うるおいを保ち乾燥に強い肌になっていきます。
取り入れやすい食材は米、山芋、豚肉、鶏肉、鮭、かぼちゃ、大豆製品(豆腐、豆乳)やはちみつなどです。
そして血。血が肌をつくるので、健康な肌をつくるためには血が大切になってきます。血が充分にあり、滞りなく巡るようになると、乾燥の気にならない、うるおった健康な肌をつくることができます。
生理のある方は、定期的な出血で慢性的に血が足りない状態の方が多いように思うので、血を意識した食事は特に大切です。
取り入れやすい血にかかわる食材は黒ゴマ、ひじき、にんじん、ほうれん草、たまねぎです。
黒ゴマはペーストのものを使うと消化しやすく、和え物にも使えて便利です。
私はおやつがわりに豆乳に黒ゴマペーストとはちみつを入れてスムージーにして飲むのが好きです。
簡単で美味しく、かつ肌のための食材を取り入れているので罪悪感がありません。(どれも過剰に摂るのは禁物です)
毎日の食事でも意識してこれらの食材を摂っています、と言いたいのですが、毎日自炊は本当に面倒だし、楽に済ませることを優先して、十分に栄養が摂れている日はそんなに多くないように思います。
肌や身体を大切にすることを考えた時、肝心なのは少しずつでも継続することだと思っています。
さきほど挙げた食材も、レンジでチンして蒸し野菜にするもよし、黒ゴマペーストだったらひとさじ舐めるだけでもいいので、なるべく楽な方法で続けていくのが一番です。
全身の乾燥ケアには「飲むうるおいセラミド」
肌の乾燥が気になるときは、サプリに頼ることもあります。
自分ひとりの力で健康を保っていくのはとても難しいので、頼れるものにはどんどん頼ろうという考えのもと、普段からハーブなどいろいろなサプリに頼っているのですが、最近は『飲むうるおいセラミド』が気に入っています。
これ、1日1粒(目安)で全身の乾燥ケアができる、とても便利なサプリなのです。
飲むうるおいセラミドは、米由来のグルコシルセラミドにより、肌の保湿力(バリア機能)を高めることができます。
このサプリには、玄米1トンから1g程度しかとれない、希少な米胚芽由来のセラミドが使用されています。
グルコシルセラミドには、摂取することで皮膚の水分蒸散量を少なくする働きがあるため、肌が乾燥しがちな方にうれしい成分です。
他にも、ハトムギ、月見草、ヨモギ、アロエ、ユズの肌に優しい植物成分が5種配合されています。
繰り返しになりますが、肌は自分の身体がつくるものです。
美容というと外側のケア、特に顔に重点をおきがちですが、身体の中からのケアも同じくらい大切です。
外側のケアだけではなかなか追いつかない全身のケアは、肌を意識した食事やサプリなどを上手に摂り入れて、身体の内側からアプローチをしていきたいですね。
これも繰り返しになりますが、続けることが肝心です。
保湿力のあるうるおった肌を保つための毎日の習慣として、飲むうるおいセラミドのサプリで補うという選択肢も考えてみてはどうでしょうか。
これからますます乾燥が気になる季節になるので、この機会にチェックしてみてくださいね。
Profile
千國 めぐみ
1988年7月5日、埼玉県生まれ。「mina」(主婦の友社)、「with」(講談社)、「steady.」(宝島社)でレギュラーを務める。ほか「美的」(小学館)、「MAQUIA」(集英社)など雑誌出演多数。アロマテラピー検定1級、化粧品成分検定1級、美容薬学検定1級、漢方養生指導士、薬膳漢方検定、コスメマイスター、スキンケアマイスターの資格を保有し、美容に関する幅広い知識を持つ。