【2019年3月16日開催】正しい化粧品選びの指南役・弓気田みずほさんに学ぶ「プレエイジングセミナー」レポートVol.1
2019/04/03
レポートVol.1では、「自分の肌に合うスキンケアがわからない」「プレエイジングケアって何を始めたらいいの?」という参加者のみなさまのお悩みを、弓気田さんにビシバシお答えいただいた様子をご紹介いたします!
25歳はお肌の曲がり角?
誰もが一度は聞いたことのある「25歳は肌の曲がり角」というキーワード。弓気田さんによると、25歳になったから、30歳になったからといって、肌が一気に不調に陥るのではないそう。と聞くと、すこしだけホッとできますよね。
また「30代前後は仕事やプライベートなど、ライフスタイルの変化が起こりやすい時期」ということで、弓気田さんご自身も「私も30代前後の頃は、仕事の責任が大きくなった時期。睡眠を十分に取っても肌が上向きにならないと感じることが、その頃から増えてきました」と話されていました。
アラサー世代の読者の皆さんも、このタイミングで乾燥小じわやフェイスラインのゆるみが気になりだしたりと、いわゆる“プレエイジング”を感じ始めることはないでしょうか?
スキンケアのゴールは「どういう肌になりたいか」と理想を見つけること
プレエイジングを感じ始めたとき、必ずしも高機能なエイジングケアアイテムを投入すれば正解というわけではありません。もちろん、“毛穴レスな肌を目指したい!” “シミを消したい”といった思いは多くの方が抱いているはず。それでも、“現実を超える”ことは難しいものです。
そこで弓気田さんは、「自分の肌の良いところを見つけて、自分の肌の自己ベストを更新することがスキンケアにとっては大切なことです」と力を込めていました。
具体的には
・まずはどういう肌になりたいかのゴールを決める
・その上で、毎日何品ならコンスタントにスキンケアを続けられるか、価格面からも継続できるか決める
ことが大切なのだとか。
「スキンケアは肌にとっての毎日の食事。習慣として続けることが大切で、睡眠を削ってまでケアをすることや、ケアをやったりやらなかったりすることは避けてください。とにかく、毎日続けられる範囲でケアをすることが一番大切です」(弓気田さん)と話されているのが印象的でした。
さらに、「購入する際には自分ベースであることが大切です」とも弓気田さん。
SNSで有名な人が使っていたからといって目的なく購入するのではなく、自分とほかの人の肌は違うということを意識しながら「自分の理想の肌を思い浮かべてからスキンケアアイテムを購入しましょう」ともおっしゃっていましたよ。
自分の肌に合っているかどうか見極めるにはまず1本を使い切って
こうして選んだ化粧品が、果たして自分の肌に合っているか、とても気になりませんか?
弓気田さんによると、“アイテムが自分に合っているのか”の判断方法は以下のとおり!
・まずは正しい使い方で(スキンケアアイテムを)1品使い切る
・使い切った後、自分が理想とする肌に近づけているのかどうかを見極めてみる
コツは、“正しい使い方で”ということ。メーカーの推奨する使用頻度や1回の使用量をきっちり守ることで、狙った効果を最大限発揮してくれるそう。
そのため箱や説明書をしっかり読んでからお手入れを始めるという基本的に立ち返ることも、美肌への第一歩となりそうです。
肌を甘やかすことになるの?弓気田さん直々にお答えいただく質問コーナーも!
セミナーでは、参加者のみなさんが抱くスキンケアの疑問を、弓気田さん直々にお答えいただく質問コーナーも。おかげさまで、たくさんの方にご質問いただきました。その中から、このレポートでは1問抜粋してご紹介いたします!
Q.「ちょっぴり背伸びして本格的なエイジングケアを取り入れると、肌を甘やかしてしまいそうで心配です。頻度などは抑えたほうがいいのでしょうか?」
A.「甘やかすというわけではなく、まだ必要ないだけ。肌が怠けてしまうわけではなく、もしかしたら油分が多くべたつきを感じているのかもしれません。基本はメーカーの推奨量がおすすめですが、エイジングケアアイテムを使うのなら、肌の様子をみながら量を調整してみて」(弓気田さん)
つづく【レポートVol.2】では、伊勢丹でバイヤーを務めたご経験もお持ちの弓気田さんより、本セミナー後半で“デパコスの選び方”をご紹介いただいた模様をお届けします。こちらの記事も、以下よりぜひチェックしてみてくださいね!
(「プレエイジングセミナー」レポートVol.2につづく)