普段何気なく塗っているファンデーションですが、塗ると乾燥が防げる可能性があると資生堂の実験で判明しました。
乾燥しがちなオフィス環境でも「ファンデを使ったスキンケア」ができるかもしれません。
そこで今回は資生堂ビューティースペシャリストの方々が勧めるファンデーションの正しい塗り方や崩れの直し方をご紹介します。
ファンデは塗ったほうが乾燥しない!?
資生堂は、20〜30代の女性30名を対象に、医療法人康梓会Y’s サイエンスクリニックの日比野佐和子院長監修の元、ファンデーションを肌に塗った状態と塗らない状態を比較する実験を実施。
その結果、ファンデを塗った状態のほうが、塗らない状態よりも水分量を保ちながら余分な皮脂量も抑えられるため、「乾燥しない」状態を維持できることが判明したのです。
普段、何気なく塗っているファンデで乾燥ケアができていたのかもしれないというのは驚きですね。
ファンデの塗り方の基本を伝授!
この実験結果を知ると、毎日しっかりファンデを塗って出かけたくなってきますね。これまでファンデは塗らない派だった方も、これからはファンデを塗る頻度が増えるかも。
そこで資生堂ビューティースペシャリストの方々が勧めるファンデの正しい塗り方や、塗る量、ファンデ崩れを上手に直す方法をご紹介します。
ファンデの塗り方の基本は?
ファンデーションの塗り方でまず覚えておきたいのが塗る順番。『ほお→あご→額→まぶた→鼻』と、面積の広い部分から塗っていくのが最も理想とされています。細かな部分から塗ると部分的に厚塗りになってしまいがち。面積の広いほおから塗ることで、立体感も加えることが可能です。
ファンデを塗る量の基本は?
ファンデーションの塗る量の基本は、パーツごとに調整して塗ること。顔に立体感が出ます。額、鼻、あごなどは皮脂が出やすく化粧崩れしやすいので、ファンデーションは少なめにして薄くのばしましょう。両ほおは多めに塗ります。
ファンデ崩れを上手に直すには?
簡単にファンデ崩れを直したいときは、あぶらとり紙を使います。きれいに仕上げるポイントは、あぶらとり紙でテカリが気になる部分の皮脂をオフして、その上からパウダーファンデーションで軽く押さえること。
ファンデーションがよれてムラになっているときは、スポンジのきれいな部分や汚れていないブラシで、軽くすべらせるようにオフしてからファンデーションを重ね、上からミストローションを吹きかけて自然になじませましょう。
崩れが大きいときや、しっかり直したいときは、携帯用クレンジングシートで崩れた部分をふき取ってから再度ファンデーションを塗り直すのも一つの方法です。
オフィスの乾燥対策!防ぐワザは?
オフィスは一年中、空調などにより室内の空気が乾燥しがち。肌の乾燥を防ぐための技もチェックしておきましょう!
乾燥ケアのポイントは防御。おすすめなのがファンデーションです。塗っていると、まるでお洋服のように肌を常に乾燥から守ってくれるので、活用してみてください。
最近では乾燥した肌にうるおいを与えてくれる保湿タイプのファンデーションや、薬用タイプでしっかり素肌までケアしてくれるファンデーションもあります。それらを選んで使用するのもおすすめです。
また肌の乾燥を感じたらファンデーションの上から保湿ミストでうるおい補給をするのも一つの方法です。
いかがでしたか? ファンデを塗ることで乾燥ケアができる可能性があると知った今、毎日ファンデを上手く活用して、健やかな肌を保ちたいですね。
【参考】
※ファンデ100問100答 – 資生堂
※皮膚科医が教える!ノーファンデが引き起こす「インナードライ」の危険性 – ファンデーション応援事務局
(ごきげん手帖編集部)
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