ごきげん手帖

ビジネス数学のプロに聞いた。デキる女性に見せる仕事テクニック

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「優しそう」「美味しそう」「難しそう」……私たちは意外と「○○そう」で物事を評価してはいないでしょうか。それが人間だとすれば、職場で「彼女は仕事がデキそうだな」と思わせるテクニックは意外に重要なスキルかも? 

そこで今回は、ビジネス数学の専門家である深沢真太郎(ふかさわしんたろう)さんに、数字を使ったちょっとした言い回しをさりげなく使うことで「デキる女」っぽく見せる小技を教えていただきました。

仕事ができそうな女性

遊び心で数字と仲良く!がカギ

仕事をする女性

倉島:数字・数学が苦手な人にとって、得意な人を見ると知的に見えてうらやましい時があります。
苦手な人でも数字を使ってスマートに見せられるコツはありますか?

深沢:そうですね。でも今から数学を学びなおして、計算に強くなる必要はまったくありません。少し遊び心を取り入れて、普段の会話の中で数字を使うだけで、できる人っぽくみせることができますよ。

例えば、同僚と仕事の話をしていた時…

顧客満足度73%と聞いた時に「4人に3人ですね」と、即座に言い換える。

「ってことは、こういうことですね」と、聞いた数値を別な数字に置き換えるだけで「あっ、何かできるな」という印象を与えることが出来ます。

さらに発展形として、こんな例も挙げましょう。

うちの会社は年商2.5兆円です。→ちょうどトヨタの純利益1年分ですね

聞いた数字を単に置き換えるだけでなく、社会・経済の知識も取り入れることで「常にアンテナ張ってるな」「仕事ができそう」と相手は思うでしょう。

ただ、こういった話をする時は、あくまで「さりげなく、さらっと」言うのがコツです。考え込んでからだといかにも計算した感じだし、大げさだと嫌味になります。

深沢真太郎さん

数字で、デキる&包容力のある先輩を演出!

仕事で後輩や部下を持つ方もいらっしゃることでしょう。「もうちょっと頑張って欲しいな」「ここを指導しないと」という時、どう伝えたらいいか悩むものです。

そんな時、数字を上手に使うと嫌味なくスマートに、かつ効果的に伝えることができます。

憧れられる先輩

例えば、ストレートに「あのプレゼン、ちょっと手抜きじゃなかった?もう少し頑張ってよ」などと言うと、きついですし相手も素直に聞く耳を持てないですよね。

そこで、こんな風に質問をしてみましょう。

「昨日のプレゼンは、あなたの中でパーフェクトを100%としたら、どのくらいだった?」

と。すると、あなたの後輩や部下はちょっと考えて「そうですね。80%くらいでしょうか」などと答えるはずです。そうしたらすかさず残りの20%は何かを聞いてみて。

すると、資料の情報量が多くて話がまとまらなかった、事前のリサーチ不足だった、といったいろいろな答えを、部下自らが考えて出してくるでしょう。

それを受けて、次回はその点を改善して100%を目指してみるといいよね……といった流れで話せば、とてもスムーズ&スマートです。

基本的に人間は自分で言ったことはやります。あなたが指摘するのではなく、相手に言わせることが重要です。

あなたは、先輩や上司として嫌味なく指導ができる。そして相手は「指導・注意」されているとはあまり感じることがない上に、自然に自己評価ができますね。むしろ「アドバイスをもらった」と感謝される場合もあるでしょうから、指導としてだけでなく、職場の人間関係にも効果的です。ぜひお試しください。

当たり前を「法則化」で一気にデキる指数上昇

最後にもう一つ、数字を使った遊び心ある言い回しをご紹介します。

それは、当たり前のことを「法則」っぽく言う、という技です。

「ビジネスにおいて、売上の8割は全顧客の2割が生み出している」といったパレートの法則のように、自分が伝えたいことも数字に当てはめて法則で表すのです。

プレゼンする女性

例として、私がビジネス数学の講座でよく使う法則をご紹介しましょう。それは、プレゼンの際に心がけて欲しい「15:85の法則」です。どういうことか説明します。

「15:85の法則」

15:15歳でもわかるように、かみ砕いて話す。

85:85歳でも読めるスライドにする。

プレゼンの際は「資料も話し方もわかりやすく丁寧に」。これは一般によく言われることですのでご存知のことと思います。しかし、これをそのまま伝えるのではなく、あえて数字を使って法則っぽく伝えてみることで

・耳に残りやすい

・明確でわかりやすい

・キャッチーである(数字を聞いた段階で「何それ?」と気になる)

上記に加えて

・知的でできる人に見える

効果がありますね。

倉島:できる人に見せるだけでなく、伝え方までスムーズにできるのですね!

深沢:このように、数字を使うことは、あなた自身をスマートに演出できるだけではなく、相手にも伝わりやすい、画期的な方法だと思います。
そんな素晴らしい数字の特徴を、ぜひ普段のコミュニケーションの中で活かして欲しいですね。

【取材協力】

深沢真太郎(ふかさわしんたろう)さん ビジネス数学の専門家/人材教育コンサルタント

数字に苦手意識を持つビジネスパーソンを劇的に変える独特な指導法が「史上最強にわかりやすい」と評され、担当した講義は100%リピート依頼がくる人気講師。ラジオ番組のパーソナリティやビジネス誌の記事監修などメディア出演も多数。著作は国内で累計13万部超。一部は韓国・中国・台湾などでも多くのビジネスパーソンに読まれている。日本数学検定協会「ビジネス数学検定」1級AAAは国内最上位。BMコンサルティング株式会社代表取締役。

主な著書:『入社1年目からの数字の使い方』『数学女子智香が教える 仕事で数字を使うってこういうことです』 『そもそも「論理的に考える」って何から始めればいいの?』(すべて日本実業出版社)

ライタープロフィール

スピーチコンサルタント・倉島 麻帆

スピーチコンサルタント、フリーアナウンサー。NHK、日経新聞など多数メディアに出演。脳科学・心理学メソッドも使い、好かれる「話し方・コミュニケーション」研修を、上場企業をはじめ全国で行っている。著書「引きつける話し方が身につく本」など多数。

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