ごきげん手帖

なかなか治らない赤み・かゆみ肌!様子を見ているだけでは治らないかも

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同じところにできるニキビ・吹き出物、赤み、かゆみ、ブツブツ…なかなか治らなかったり、繰り返し起こるしつこい肌トラブル。これらの肌トラブルは肌内部で起きている炎症によるものかもしれません。今日は肌の炎症とその対策方法についてお話したいと思います。

 

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■肌の炎症とは?

肌の炎症のことを皮膚炎や湿疹と言います。皮膚炎は、肌が赤くなる、ブツブツができる、かぶれる、肌がカサつく、など様々な症状があり、かゆみを伴う皮膚疾患の総称です。ヒリヒリする皮膚炎や赤いニキビなど、わかりやすい炎症はもちろん、ちょっとした赤みやかゆみ、かぶれなどの肌荒れでも、実は肌内部では炎症が起こっているかも知れないのです。

 

■皮膚炎・湿疹の原因

私たちの身体には様々な刺激に対する防御反応として免疫システムが働いています。炎症は病原菌が体内に侵入してきた時などに体を守るために働く免疫システムの1つ。皮膚炎も異物や細菌などが皮膚内に入り、それを除去しようと免疫システムが働くために起こります。

免疫システムが働くと、”炎症のスイッチ役”として働く表皮細胞の「炎症増悪タンパク質」というものが増加し、肌に赤みやかゆみ、ブツブツなどのいわゆるアレルギー反応が起こります。これが皮膚炎の原因です。肌を守るバリア機能が低下したり、体調やホルモンバランスが崩れたりすると、外部からの刺激が皮膚内に侵入しやすくなります。季節の変わり目や生理前、花粉症などで肌荒れを起こすのは肌のバリア機能の低下による皮膚炎によるものなのです。

 

■炎症を抑える対処法

(1)患部を冷やす

皮膚炎でかゆみをともなう症状がでたときはなるべく患部を温めないようにし、かゆみがひどい場合は患部を冷やすようにしましょう。かゆいからといって引っ掻いてしまうとそれ自体が刺激になりさらにかゆみが増すという悪循環に陥ります。長期間にわたってかいたりこすったりすると、皮膚が厚くなり、硬くてゴワゴワした状態になったり、ひっかき傷が原因で炎症系の色素沈着を起こしてしまったりしてしまうのでかきむしることは絶対にやめてください。

(2)敏感肌用のスキンケア商品を使う

いつも使っているスキンケア用品がしみたりするときは使用をやめ、刺激の少ない敏感肌用のものに切り替えるなどして肌に刺激を与えないようにしましょう。強いパッティングは肌への刺激にもなりますし、肌の血行を促進してかゆみが増すのでやめましょう。掌でハンドプレスするように優しく保湿しましょう。

(3)専門医に相談の上、外用薬を使う

皮膚炎・湿疹の症状がひどい場合には外用薬を使用しましょう。症状がひどい場合や薬が効きにくい部位はステロイド外用剤を使用し、症状が軽い場合や患部が広範囲の場合、肌が敏感な部分に使用する際には非ステロイド剤を使用するなど、症状、疾患部位などによって使い分けます。

 

ステロイド外用剤はかゆみの抑制に役立つと言われています。ステロイド外用剤の副作用を気にして、使用を避けたいという人もいますが、効果の弱い薬を使用し続けても症状が良くならず、かきむしった場所から雑菌が繁殖する事で症状の悪化や長期化を招くこともあります。肌の調子がおかしいな、と思ったら早めに皮膚科専門医に相談してください。

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