2019年4月1日、日本すっぴん協会は、美容のプロから長年愛され続けているフランス生まれのブランド・YON-KAとともに、
「すっぴん美肌は『落とすケア』で育む！プロに教わるクレンジングセミナー」を開催いたしました。

講師は、YON-KAのスパサロン「レスパス ヨンカ表参道」でシニアトレーナーを務める西川景子さん。
ゴッドハンドの持ち主と言われている西川さんに、実際に肌を触っていただきながら、正しいクレンジングを学んでいただきました！

ここでは、当日のセミナーの様子をお伝えします。

「落とすケア」の重要性

まず西川さんにお話しいただいたのは、「落とすケア」の重要性について。

美肌作りというと、外から与えるケアをイメージされる方が多いと思いますが、それだけでは不十分。
やはり肌の土台である素肌をいかにキレイにしておくかがとても大切なのだそうです。

「きちんとクレンジングをして汚れを取り除くと、そこから化粧水や美容液などの浸透も高まりますので、いかに土台をキレイに落とすかということが大切です」（西川さん）

どうしても疎かになりがちな「落とすケア」こそ、スキンケアの基本なのですね。

クレンジングの種類について

続いて、クレンジングの種類やそれぞれの特徴について教えていただきました。

「メイクとなじみがよいオイルタイプは、とにかくすっきり素早く落とせるのが魅力。
さっぱりとした洗い上がりのジェルタイプは、肌に残りにくく、すすぎも簡単に行えます。
一方、しっとりした洗い上がりのクリームタイプは、乾燥が気になる方も使いやすいアイテム。ファンデーションとの相性もよく、しっかりメイクもきちんと落とせます。
同様にしっとりと洗い上がるミルクタイプもありますが、こちらはややマイルドな洗い上がり。ポイントメイクはコットンを使いながら落とすと、きれいにオフできますよ」（西川さん）

「かなりしっとり洗い上がるバームタイプは、秋冬や乾燥しやすいときにおすすめ。
そして、手軽に使えるのが拭き取りタイプのクレンジング。メイクしたまま寝てしまうことがないように、ひとつ持っていると便利です」（西川さん）

ただし、どのタイプのものにも言えることですが、洗い方によっては肌悩みにつながる可能性もあるとのこと。
例えば、毛穴の黒ずみは、オイルタイプのすすぎが不十分で毛穴に詰まってしまい、酸化して黒ずんでしまうことが原因となっていることもあるそうです。

そうした肌悩みを防ぐためにも、小鼻の脇やあご下、こめかみなど、細かいところも忘れずに、しっかりと丁寧に洗うことが大切なのですね。

クレンジング実践

クレンジングの種類を学んだあとは、いよいよクレンジング実践タイム！

参加者には事前アンケートにお答えいただいていたため、その結果をもとに、YON-KAのクレンジングラインナップ（ミルク・ジェル・クリーム・ふき取り）の中からそれぞれの肌に合ったものを西川さんに選んでいただきました。

クレンジングのタイプによって使用量は異なりますが、どのクレンジングを使う場合も、肌に摩擦を与えないように、たっぷり使うのが大切なのだそうです。

クレンジングのポイントは、まずクレンジング料を手のひらで温めること。
冷たいものをいきなりのせてしまうと肌がびっくりしてしまうので、手のひらと指でくるくると温めてからのせましょう。

クレンジング料は、Tゾーン→頬（広い部分）→あご先や口周りなど（細かい部分）の順に広げていきます。

全体に広げたら、皮脂が出やすいTゾーンからクレンジングをおこなうのがポイント。
毛穴汚れの気になる小鼻や、ざらつきやすいあご下は、中指を使いくるくると小さな円を描くようにして、なじませていきます。

Tゾーンの後は、フェイスライン→頬の順に、なでるようなやさしい力加減でなじませます。
内側から外側に手を動かすことを意識して行うと良いそうですよ。

ちなみに、クレンジングは60～70秒程度おこなうのが理想とのこと。
20～30秒くらいでさっと洗ってしまう方も多いと思うので、ぜひ時間を計りながら行ってみてくださいね！

クレンジング後は、「ゴマージュ ヨンカ」を使ったスペシャルケアもご紹介いただきました。

「ゴマージュ　ヨンカ」は、スクラブが入っていないジェル状のゴマージュ。
肌を保湿しながら古い角質や汚れを除去するため、目元などのデリケートな部分にも使うことができます。
洗い流し不要という手軽さも魅力です。

その後、香りがとてもよいミストタイプのローション「ローション　ヨンカ（PS）」を使い、クリームをしっかり塗って、スキンケア完了。

参加された皆さんの肌が、イベント開始前に比べてとっても明るい印象に！
「すごくツルツルになった！」「自分の肌じゃないみたい！」など、ワントーン明るい印象になった肌に驚かれていましたよ。

YON-KAについて

YON-KAは、フランス人の植物学者の兄弟によって創設された、65周年を迎えるプロフェッショナル・フィト・スキンケアブランド。
YON-KAというブランドネームは「再生」を意味し、相反するものをうまく調和させて、新たなものを生み出すというメッセージが込められているそうです。

YON-KAのアイテムは50か国以上の一流スパやサロンで使用されていて、世界中で愛され続けています。

また「レスパス ヨンカ表参道」は、日本のトップスパを決める「クリスタルアワード」でTOP10に入賞する実力派サロン。
フェイシャルからボディまで豊富なメニューがあり、施術内容もその人に合わせてカスタマイズしていただけるので、自分にぴったりなトリートメントが受けられます。

今回のセミナーは、正しいクレンジングを学びながらYON-KAのアイテムの魅力もたっぷりと実感できる内容となりました。

美肌づくりは、「落とすケア」からはじまります。皆さんも、毎日のクレンジングを今一度見直してみてはいかがでしょうか。