産後-20kgに成功したダイエット美容家が絶対にやらないダイエット方法とは
2021/05/24
※この取材をYoutubeでチェックしたい方は、記事末にあるYoutubeをご覧ください
夏のような暑さを感じる日も増えてきました。
これから本格的な夏に向けて、みなさんが気になるのはやはり「ダイエット」ではないでしょうか。
今回は、ダイエット美容家の本島彩帆里さんに「美容家が絶対にやらないダイエット法」を3つお聞きしました。
健康的に、うつくしく痩せるための習慣や工夫なども教えて頂きましたよ。
美容家が絶対にやらないダイエット法
1.我慢をしすぎない
ー本島さんが絶対にやらないダイエット法、1つめを教えてください。本島彩帆里さん(以下、本島さん):「絶対にやらない」というものは、あまりないんです。
「絶対」などを自分に課さず、ゆるくダイエットをしているのですが、その中でも意識をしているのが”我慢をしすぎない”ことです。
ダイエットとなると、食事を食べる・食べないという極端な選択をするなど、頑張りすぎてしまう人って多いんです。
でもその我慢って、リバウンドや暴食とかのスイッチになってしまうんですよ。わたしは毎年それを繰り返して、1年で5kgくらい違うというのが普通だったんですけど(笑)。
なので、自分に我慢をさせすぎずに「食べたい自分」と「我慢したい自分」、どちらとも上手に付き合っていくことが大切です。
例えば、ダイエット中にフラペチーノを飲みたいなと思ったときに、我慢をしすぎると飲まないという選択になりますよね。
でも実は、飲むけれどシロップを意識したり、ミルクを替えたり、クリームをチェンジしたりと、ほかにもできることはたくさんあるんです。
だから、我慢する・やめるという選択肢ではなくて、ちょい我慢くらいから始めるのが続けやすくておすすめです。我慢の仕方を、ひと工夫してみてください。
2.栄養を減らさない
ーでは続いて、やらないダイエット法の2つめを教えてください本島さん:これも我慢に通じるところがあるんですが、“栄養を減らさない”ということです。
普段、カロリー計算をしながらダイエットをされている方って、カロリー計算に気を取られて栄養不足に陥っている方が本当に多いんです。
お肌がカサカサするとか、我慢をしているのに痩せないという方は、実は栄養不足のことがとっても多いんですよ。
だから私は普段の食事の中で、栄養を足すことを意識しています。
例えば、食事が茶色っぽかったら緑や赤を足すなど彩りをプラスしたり、酸味をとっていないなと思ったら1日の中で酸味を摂るようにしたり。
タンパク質は毎食、グー1個分を食べるようにしたりと、栄養を足すことを意識して食べています。
ーなるほど。ダイエットも大切だけど、まずは健康であるべきだと思っているので栄養を足すことはすごく大切なことだと思います。
ただ、栄養を足していくと食べすぎてしまったり、カロリーを摂りすぎるのではないかと不安になるのですが、その辺りはどのように調整をしたらいいですか?
本島さん:例えば、「今日はちょっと揚げ物を食べたいな」と思ったときに、食べないという極端な選択ではなく揚げ物の量が少ない定食を選んだり、追加で栄養を足すなど、ちょっとできる工夫をやっていくのがいいなと思っています。
あと、栄養を足すためにサラダを足した場合、サラダを先に食べて一番ハイカロリーなものを最後に食べるようにするなど、優先順を決めて栄養を摂って頂くのもいいですね。
栄養を足したいからといって、無理して食べることはせず、お腹いっぱい食べすぎないことも大切です。
3.夜中に動き始めない
ーでは最後、やらないダイエット法の3つめを教えてください本島さん:“夜中に動き始めない”です(笑)。
ーまさに、私です(笑)。夜中に急に掃除を始めたり、トレーニングを始めたりしてしまいます…。
本島さん:その心意気はとてもいいと思うのですが、夜中に動き始めることのデメリットって、結構たくさんあるんです。
やっぱり、どんなサプリを飲むよりもしっかり寝た方がむくみもとれるし、細胞も修復されるじゃないですか。どんなサプリよりも、睡眠がとにかく大事だと考えています。
その理由のひとつに、睡眠時間が減ると食欲を増やすホルモンが出て、食欲を減らすホルモンが減ってしまうんです。
だから、食べすぎたり、イライラしたり、気持ちの整理がうまくできなくなったりします。
あと、夜頑張ると交感神経がオンになってしまうため、本来は副交感神経が優位になって眠たくなるはずが、なかなか寝付けなかったり、睡眠の質が悪くなったりします。
朝から日中にかけて交感神経があがって下がっていくという、シンプルな身体のリズムが乱れることで、自分の身体と心のリズムが乱れやすくなるので、夜に何かをやり始めないというのを、すごく意識しています。
ーわたしも最近は、明日にやるべきことを書き出して夜中に作業をせず、次の日にまわすようにしています。
本島さん:メールを見たりするとオンになっちゃったりしますよね。なので、夜中には自分の気持ちたかぶらせるコンテンツは控えめにするようにしています。
Youtubeのアカウントもコンディションや時間で使い分けるようにしていて、夜に見るためのリラックス中心のアカウントをもっています。
そういう使い分けをするだけで、夜入ってくる情報だったり、スイッチを押すポイントが変わるのですごくおすすめです。
照明を白からオレンジっぽいものに変えるだけでも、気分的に眠くなったりリラックスモードに入りやすくなると思いますよ。
ダイエットというと「自分に厳しく、我慢をしなくてはいけないもの」というイメージがありますが、いつもの選択にちょっと工夫を加えたり、習慣を見直すだけで痩せグセをつけることができます。痩せグセを身につけて、心地よく身体を整えていきたいですね。
Youtubeはこちら↓
「生きているだけでやせる図鑑」
著者:本島彩帆里 発行所:株式会社西東社 価格:1,300円+税
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