日本すっぴん協会

肌荒れ改善にも効果!間々田佳子に聞く“表情を豊かにする”顔ヨガ4つ

2018/03/02

アルゼンチンタンゴダンサーとしてアジア大会で優勝された年、自身の“顔の運動不足”に気がついたことで、顔ヨガ講師としての道を歩むことになった間々田佳子さん。
前回は間々田さんが顔ヨガを始められたきっかけなどをお聞きしましたが、2回目となる今回は、38歳で顔ヨガを始めた間々田さんの“お肌”に起こった変化のほか、表情を豊かにする具体的な顔ヨガ4つも教えていただきましたよ。


―顔ヨガを始めて、お肌にも変化はありましたか?

間々田さん:はい。顔ヨガを始める前までの30代後半まで、結構な大人ニキビだったんです。代謝が良くなったのか、ターンオーバーがしっかり行われるようになったのか、顔をしっかり動かすようになってからお肌の調子も良くなりまして


―確かに、今はニキビで悩んでいらっしゃるようには見えないですよね。

間々田さん:当時は本当に大人ニキビがひどかったので、みんなの前で笑顔をつくることも苦手に感じていましたね。漢方を飲んだりたくさんお金もかけましたが、やはりストレスを感じるとブツブツと出てきたりして…。
最近はそういったことがなくなって、ようやくホッとしているところなんですよ。


―なんだか少し意外でした。

間々田さん:顔ヨガを続けたことによってお肌の土台がしっかりしてきて、今自分の中では最高に調子がいい状態だなと感じています。
顔をしっかり動かしていくと汗が出て血行も良くなるので、化粧品もお肌に入りやすくなって、潤いも増していると思います。


―肌質も改善して、小顔やアンチエイジングもあってと、本当にいいことづくめだったんですね・・・!

間々田さん:そうですね。顔ヨガにはシワの一因になる表情グセをなくしていく効果もありますので、お肌の土台となる表情筋を自分でコントロールして、シワが入らないような動かし方を学ぶことで、お肌だけでなく気持ちの面まで、いろいろなことがうまくいくようになるのではないかと思いますよ!



~実際に、表情を豊かにするための具体的な顔ヨガ4つをレクチャーいただきました!~


STEP1「くちゃくちゃぱっ」



  • 鼻から大きく息を吸い込み、目鼻口を思いっきり中心に集めて『しゅーっ』と息を吐く

  • 最後の一息で、“ぱぁ~っ”と顔を外に開く
  • 3回行う

「こちらは顔全体の血流アップのポーズとなります。多くの方はお顔の伸縮運動が足りていない状態ですので、土台となる表情筋をしっかり動かすことで表情が柔らかくなり、笑顔もつくりやすくなっていくはずですよ」(間々田さん




STEP2「おでこロック」



  • 両手を額にあて、眉が上がったり、おでこが動いたりしないようにロックする


  • この状態で目を細める/大きく見開くを繰り返す(4セット程度)

「皆さんは目を開く時、どうやってぱっちり目を開きますか?眉毛を上げることで目を見開く方が多いかもしれませんが、シワやたるみは“表情グセ”からもつくられていくため、目を開く時に眉毛をあげている方は、おでこにシワが寄りがち。表情グセをとるためにも、顔ヨガを試してみてくださいね」(間々田さん




STEP3「おだんごロック」



  • 上の歯を見せて、口角をきゅっと上にあげる


  • 親指と人差し指で頬におだんごをつくり、上に持ち上げて5~10秒キープする
  • 手を外してもほほが落ちないようにして、もう5~10秒キープする

「皆さんの明るいオーラを引き出すために必要なエクササイズ。続けることによって頬の位置が上がり、明るい印象がアップしますよ!」(間々田さん



STEP4「おいしい顔」



  • 目線を上にし、上の歯を8本見せて、口角をきゅっと上にあげる



  • 舌を出して舌先は上方向に向け、口角をキープしながら舌を左右に動かす

口角をあげやすくするためのエクササイズ。ポイントは口を『いーっ』と横に引くのではなく、口角から鼻の横に向かってのびている“口角挙筋”を使って、頬から引き上げるように口角をアップさせること。
私はテレビや講演に出る直前などにもこのエクササイズを取り入れていて(笑)、大事な日の出発前に行うだけでも表情が変わってきます」(間々田さん



いかがでしたか? 表情を豊かにする顔ヨガ4つを教えていただきました。
「全部で3分もかからないエクササイズ」(間々田さん)ということで、明るい表情をつくっていくためにもぜひ続けてみてくださいね。
次回は3月9日(金)、アルゼンチンタンゴダンサーでもある間々田さんのスタイルキープ術について伺います。ご期待ください。


間々田 佳子

顔アスリート&顔ヨガ講師

1972年5月14日生まれ。千葉県出身。2000年にアルゼンチンタンゴを始め、2010年に世界選手権アジア大会で優勝。都内各所でタンゴダンスと自身考案の「タンゴウォーキング」レッスンを開催する。
また2010年に顔ヨガ講師資格を取得し、現在まで小顔・若返りのスペシャリストとしてテレビや雑誌、新聞などのメディアや講演等で幅広く活躍している。

Instagram kaoyoga.mamada
顔ヨガ協会


著書累計発行部数54万部。新刊に「ズボラさんでも大丈夫!ながら顔ヨガ」(主婦と生活社)がある。

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