産後は開いた骨盤を正して“美ボディ”を取り戻そう!【ダイエット美容家・本島彩帆里×モデル・平尾優美花】
2018/03/12
前回は、ご自身も産後に約20キロのダイエットに成功された本島さんから、2017年末にご出産されたばかりの平尾さんの食事面についてアドバイスをいただきました。今回は、産後ダイエットの基本となる「開いた骨盤を正しい位置に戻すエクササイズ」について本島さんからレクチャーいただきます。
平尾さん:産後は体調的には回復して、検診でも問題ないと言われているんですけど、11キロくらい増えた体重があと3キロ、どうしても戻らなくて…。
本島さん:もう今の時点であと3キロって、かなり優秀ですよ!
*平尾さんは2017年12月23日にご出産され、取材は2018年2月6日に実施。

平尾さん:でも、この3キロがなかなか落ちないんです(笑)。
お腹のたるみも鏡を見るたびに気になりますし、一度伸びたものがしぼんでしまったからか、黒ずんで見える感じがして。骨盤もゆがんじゃったのかなと。あとは太ももまわりだったり、おしりも気になりますね。
本島さん:私の場合は産後、一度伸びてしまったお腹まわりの保湿を心掛けるようにしていました。保湿も気にしてほしいのと、産後は骨盤も開いてしまっている状態なので、すっきりとしたボディに戻すためにもまずは正しい位置に戻すエクササイズを取り入れるのがおすすめ。
骨盤は日々の姿勢のクセでも少しずつズレていってしまうので、今日は朝にベッドでおすすめのエクササイズ、立っている時におすすめのポーズ、夜に骨盤をリセットする方法の3つをお伝えしますね。
骨盤エクササイズ3つのやり方
STEP1: 朝は「股関節回し」で“可動域”を広げて
- 両足でまっすぐ立ち、片手を机や椅子について身体を支える。
- 片足のひざを上げ、内側から外側に向かって大きく10回まわす。この時お腹には力を入れる。
- 反対に、外側から内側に向かって10回まわす。
- 反対側の足でも内側→外側、外側→内側を10回ずつ行う。
「朝、寝たままでもいいので行うのがおすすめ。股関節をまわして柔らかくし、可動域が広がることで、骨盤が正しい位置に戻りやすくなります。身体のコアトレーニングにも◎」(本島さん)

STEP2: 夜は“ながら”「壁スクワット」で骨盤リセット
- 壁のコーナー(90度になっているところ)に背中・おしりをつけて、肩を開く。
- 両足を肩幅程度に開き、足の側面とひざの横側も壁につける。
- このまま腰を落とす/上げるを繰り返す。この時膝が壁からあまり離れないように注意する。
- 10回~20回を目安に行う。
「夜におすすめのエクササイズ。寝る前に歯磨きをしながらでも行うと、骨盤のゆがみがリセットされます。リラックス効果も期待できますよ」(本島さん)
STEP3: “立ち姿”でも骨盤引き締め
- 上から吊られているような感覚でまっすぐ立つ。
- かかと同士をつけて、つま先を可能な範囲で開く。

「ぼーっと立っている時でも、エクササイズはできます(笑)。これはバレエの1番のポーズですが、骨盤がきちんと立って閉まるようなポーズのため、電車に乗っている時など立ち姿勢の時におすすめ。これを意識していただくだけで、日常の動作がかなり美しくなると思いますよ。また骨盤を閉めるだけでなく、お尻にも力が入り、膣トレにも◎」(本島さん)
次回(3月13日(火)正午公開予定)は「産後の美容時間のつくり方」について、お2人にお話しいただきます。ご期待ください。

本島 彩帆里
エベリスト株式会社CBO / ダイエット美容家
元エステサロン店長。産後20キロのダイエットに成功したことを契機に、Instagramを中心として美容情報の発信を開始。現在はダイエット美容家として雑誌等のメディアに精力的に出演するほか、美容家電のレンタルサービス「nareco」をローンチ予定。著書に「がんばれない私を180度変える やせる ♯ほめぐせ」(ワニブックス)、「『もんでヤセない身体はない』式 しぼり棒 1本で脂肪の攻め方10通り!」(KADOKAWA)など。