日本すっぴん協会

美容コーディネーター・弓気田みずほさんに聞く、デパコスカウンターおすすめ利用術

2019/01/18

美容コーディネーターの弓気田みずほさんに、美しさの秘けつを伺うインタビュー。
最終回では弓気田さんに、美しい立ち振る舞いや、美容カウンターのおすすめの利用法などをお聞きしましたよ。


―弓気田さんは伊勢丹在籍時に、販売の現場やボーテ・コンシェルジュでのカウンセリングなど、接客にあたる機会も多かったということで、最終回では、まず美しい立ち振る舞いに関するお話から伺っていきたいと思います。

弓気田さん:はい。入社時の研修で立ち居振る舞い、言葉遣いなどを叩き込まれました(笑)。いまでも日常的に心掛けているのは、身体の「芯」をしっかり持つことですね。


10年ほどパーソナルトレーニングに通っているんですが、体幹をしっかり保つよう意識すると、文字通り身体の「芯」が通るので姿勢が美しくなる、と教わりました。
感覚的には、おへその上あたりを立てる感覚で腹筋を縦に伸ばし、肩をなるべく後ろにひいて、首を上に伸ばすような感じです。日常ではどうしても肩が丸まって、前のめりになりがちなので、気づいたときに身体の芯を伸ばすように意識しています。


―お腹もしっかりと伸びて気持ちが良さそうですね! 話し方の面では、いかがでしょうか?

弓気田さん:私は現在、美容関連企業のコンサルティングを行っているんですが、「アドバイスをする」という仕事柄、相手に伝えたいことがたくさんあると、言葉が強くなってしまったり、早口になってしまう癖があるんです。
話をしていて、自分が「焦っているな」「緊張しているな」と気づいたときは、まず自分自身にゆっくり語りかけるような感覚を持つようにしています。自分がまず話の内容を咀嚼することで、より相手に伝わる言葉になるように思います。


―その方が、大切な局面などでも少し緊張をおさえることができそうですね! 日本すっぴん協会はアラサー世代の女性に向けたメディアですが、この世代ではまだまだ、仕事の場をはじめとするコミュニケーションに悩むことも多いと思うんです。

弓気田さん:そうですよね。アラサー世代になると、上司の方や、部下や後輩など、いろいろな立場の人と接する必要が出てくると思います。
私も今でもコミュニケーションの取り方に迷うことが多いですね(笑)。
自分と考えの異なる相手に対してはつい「間違っている」と否定したくなりますが、相手に「こうしてほしい」と希望を伝えるような話し方を心がけるようにしています。


―なるほど。弓気田さんは、行き詰まった時や、ストレスケアにはどんなことをされていますか?

弓気田さん:仕事と関係のない友人に会ったり、普段行かない場所に身を置いてみたりすると、自分の置かれている状況が客観視できるのでは。
私も考えに行き詰まったときは、あえて色々な方に会うようにしています。ひとりでいるとついネガティブに考え込みがちですが、そんなときこそ外の人や場所に触れて、客観的な視点を持ってみるというのが、仕事でもプライベートでもプラスに働くように思います。




―話題が変わりますが、デパートの化粧品カウンターを利用する際のアドバイスなどありましたら教えてください。

弓気田さん:デパート出身者としては“買わされてしまうのでは”という気持ちを、そろそろ捨ててほしいと思います


美容部員さんは身近な美容のプロ。自分の肌のことや製品のことなど、いろいろ質問をして、できるだけ多くの知識の引き出しを開けてもらいましょう。「これをください」だけでは本当にもったいないと思います。


その場の売上だけにこだわる美容部員さんがいるとしたら、それは失格。いまはブランドのファンになっていただき、信頼してカウンターに通ってくださる方を増やすことが百貨店のカウンターの役割です。
声をかけづらいと思ったら、まずは目的を明確に伝えてみてください。例えば「この新製品について教えてもらえますか」「今日はサンプルから試してみたいのですが」など、目的や時間的余裕を初めから伝えておくと、スムーズにコミュニケーションできますよ。


―最後になりますが、美肌を目指す日本すっぴん協会の読者に、メッセージをいただければと思います。

弓気田さん:美容好きな方でも、24時間美容のことを考えているのはちょっとバランスが良くないですよね。例えば睡眠時間を削ってまでパックやマッサージをしたり、エステに通っているのに食事が偏っている、とか。
まずは“生活者”として、仕事や食事、睡眠などの時間配分を意識することが大切だと感じます。


ご自身のライフスタイルの中で、美容にどれくらいの時間をかけられるのかを考えてみるといいかもしれません。
朝起きてから出かけるまで、帰宅してから寝るまでの時間に、何分美容に使えるかを逆算してスキンケアやメイクを組み立てていくと、電車の中でメイクしたり、帰宅後に洗顔しないでバタンキュー、という日がなくなってきますよ!


例えば時間のない日でも、洗顔をしてオールインワンを1つつけるだけでもスキンケアを済ませることはできます。帰宅が遅くなると分かっている時は、洗顔だけで落ちるマスカラやアイライナー、ミネラルファンデーションを使ってみるのも良いですね。


ぜひそういった「回り道」できるアイテムを上手に取り入れながら、無理なく義務感のない、心地よい美容のスタイルを見つけていただけたらと思います。



美容コーディネーターの弓気田みずほさんに、全3回にわたってキレイの秘密をお聞きしました。弓気田さん、ありがとうございました!

(1回目のインタビューは【こちらから】

(2回目のインタビューは【こちらから】




弓気田 みずほ

美容コーディネーター

1993年、株式会社伊勢丹(当時)入社。日本初上陸のナチュラルスキンケアブランド「オリジンズ」のオープニングスタッフや、化粧品ブランドの枠を越えた百貨店初のカウンセリングサービス「ボーテ・コンシェルジュ」立ち上げのプロジェクトリーダーなどを務める。
2004年に同社を退職・独立し、株式会社ユジェットを設立。現在は美容コーディネーターとして、化粧品メーカーの商品開発や販売計画、プロモーションに関するコンサルティングを行うほか、販売スタッフや企業向けのセミナーなども実施。また女性誌などでは“正しい化粧品選びの指南役”として幅広く活動している。

Instagram yugeta_mizuho

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