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シンプルな3ステップとオイル美容が美肌の要。美容家・小林ひろ美に聞く

2018/01/22

自宅でできるラクチンビューティー術が多くの女性から支持を得ている、美容家の小林ひろ美さん。美容家の小林照子氏を母に持ち、ご自身も30代から美容家として活躍されています。
前回はそんな小林さんに、10代後半から日焼けを重ねたことで32歳頃肌トラブルが噴出してしまったものの、試行錯誤の結果“肌オチ”期を乗り超え、美容家として活動されるようになるまでのお話を伺いました。
2回目となる今回は、小林さんがスキンケアで大切にしている考え方などをお聞きします。


―今回は、小林さんがスキンケアで大切にしていることからお聞きしていきたいと思います。

小林さん : 私の基本の考え方は、とてもシンプルなんですね。「落とす」「うるおす」「フタをする」、この3つを基本にしています。
やはり毎日続けるには、シンプルでストレスを感じないものが一番だと思うんですよ。

―あれもこれもとなると、お手入れがおっくうになってしまうので、シンプルだとありがたいです。基本の3ステップについて、詳しく教えてください。

小林さん : 皮膚は“自浄行為”といって、毛穴の中に詰まった汚れやほこりを自らキレイにすることはできないんですね。
ですので、必要なものは残しながらも不必要なものだけ取り去る、お掃除をしっかりとやってあげることが最初の「落とす」ステップで重要です。
この時大切なのは、こすったり高温で洗ったりしないこと。こういったことをすると負け試合になってしまうので、ぬるま湯ぐらいで優しく洗うことを心掛けてみてくださいね。

―優しいタッチで、丁寧に落としていくということですね!

小林さん : 次に、落として清潔な状態のお肌を「潤して」あげること。“湿”をお肌に与えた上に油膜を張ることで、“保”ができるんですよ。
また、最後に入れっぱなしのままだと水分も出ていってしまうので、“湿”をキープするということで、「フタをする」ことが大切ですね。

―なんだか本当に、シンプルな考え方ですね。

小林さん : この3つをやってあげるだけで、肌は健やかに整っていくだろうと考えています。
お肌が乾燥してしまうと毛穴も開きますし、たるんだりくすんでしまったりと、トラブルを抱えていってしまいます。
「しわ・しみ・くすみ・たるみ・毛穴の開き」、この5つを避けたい方は、上手に「落とす」ステップを踏んでから保湿をすることを心掛けてみてください。


―確かに、お肌がふっくらと潤っていれば、ふっくら感で毛穴も目立ちにくくなるような感じがします。美容液を使っている女性も多いと思うので、おすすめの美容液の取り入れ方がありましたら、教えていただきたいです。

小林さん : ご自身のお肌にトラブルや悩みがあった場合には、その悩みに合わせた美容液で調整してあげて、最後にフタをすると万全ですよ!
基本的に「落とす・潤す・フタをする」は、ベーシックなもので良いと思います。

―美容液は悩みに対する調整役、ということですね。なんだかスキンケアをシンプルに捉えていくことができそうです!

小林さん : コスメが大好きな方にありがちなんですが、いろいろなお手入れを取り入れすぎて、ピーリングをしてふき取りをしてと、オーバーフローしてしまう場合があります。
この基本の3ステップをしっかり身につけていれば、「アイクリームはフタだよね」といったように、落とすゾーン・潤すゾーン・フタをするゾーンの今どこにいるのか意識できて、混乱しにくくなるのではないかなと思います。

―スキンケアの断捨離にもなりそうです。小林さんは“オイル美容”も勧められていますよね。

小林さん : 「美の元栓を開く」という言葉がしっくりくるのですが、顔は全身と一枚の皮膚でつながっています。ですので、スキンケアの3ステップ前に、オイルで足元からお顔まで全身の流れを良くしてあげると、肌も柔らかく吸水力が高まり、よりスキンケアが活きてきます。

私はお風呂から出た後ささっと全身にオイルをつけて身体のめぐりを良くしてから、最後に手に残ったオイルをお顔になじませています。
いわゆる“導入”をしてあげて、流れが良くなったお顔に保湿してあげると、アラサーくらいからのお肌は劇的に変わってくると思いますよ。

▲小林さんは、主宰される美・ファイン研究所で展開中の「セブン・フロー」を愛用しているそう。ハーブを凝縮したオイルで、顔にも身体にも使える一品。


―最後に小林さんが日常に取り入れているラクチンビューティー術についても、伺っていきたいと思います。

小林さん : 顔を洗う、歯を磨くといった動作にかかる時間の目安“3分”を1つのスケールに、3分以内の美容法を生活習慣のなかにいかに組み込めるか考えています。

美容の習慣を1個か2個入れることで、女性は誰でもいつからでもキレイになれると思うんです。それをやらずに、どうせ高いんでしょう、遺伝子的にキレイだからでしょうと考えてしまったら、そこのスタートラインに立てない。どれだけ生活習慣の中にポンと美の習慣を入れられるかが、肌の美醜を分ける大きなポイントになってくると思うんですね。

―生活に美容習慣を組み込むコツは、どんなところにありますか?

小林さん : ポイントは、美容導線を引いておくこと。お手洗いや洗面所、脱衣所だったり、ご自身がよくいる場所などですね。例えばお風呂場にスプーンを置いておくことで、入浴中に温冷のスプーンパッティングができたり、パソコンを起動するまでの時間にミストで保湿をすることもできます。

何かを仕掛けておけば、ついでにケアする習慣はついてくるもの。
美のアンテナを常に立てておくことで、すっぴん美人にグン!と近づきますよ。


2回目は、美容家・小林ひろ美さんに 具体的なスキンケアのポイントを中心にお話しいただきました。生活の中に美容習慣を組み込んでいくことで、無理なく心地よく、素肌美人を目指していきたいですね。
次回は1月29日、内側から美しくなるためのコツを伺います。楽しみにしていてくださいね。



小林 ひろ美

美・ファイン研究所主宰 / リバイタライズサロン「クリーム」ディレクター

大学卒業、米国留学の後、語学力と国際的センスを生かした翻訳や輸入業に携わる。
1991年、母・照子とともに(株)美・ファイン研究所を設立。
1998年リバイタライズサロン「クリーム」をオープン。心とからだのバランスを調整し、活力を取り戻すトータルビューティサロンとして、一般女性から女優、政治家へもリラクゼーションを提供する。
トータルな視点から心地よいライフスタイルを提案。
特に納得の理論と簡単で効果的な美容法は多くの女性の支持を集め、テレビや雑誌を中心に活躍中。
企業の商品開発にもコンサルタントとして参加するなど、幅広く活動。

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