ごきげん手帖

カラダを動かして疲れをとる!? 働き女子の『アクティブレスト』入門

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仕事で疲れてもう動けない! 次の日は出かけずに1日寝て過ごそう……と、ほとんど体を動かさずに過ごしたはずなのに、なぜか疲れが抜けないなんて経験をした人も多いでしょう。

でも、いつも忙しそうなあの人はヨガにジョギングにといつも体を動かしている。一体、いつ休んでいるんだろう、と不思議に思ったことはありませんか?

実は、疲れている時こそ体を動かした方が回復が早いといわれている「アクティブレスト」という疲労回復法があります。

今回は、疲れの原因と体を動かして疲れをとる「アクティブレスト」を活用する方法をお伝えします。

ジョギングをする女性

疲れの原因とは?

『疲れ』には、『脳の疲れ』と『体の疲れ』の2種類があります。脳が疲れているときも、体が疲れているときも、体が感じる疲れは一緒なのです。

背もたれにかかる女性

脳の疲れは、仕事などで時間や数字に追われた時に感じるプレッシャーや人間関係で悩んだときに生まれるストレスで、活性酸素が発生することが原因の一つです。

体の疲れは、体を動かした時に感じる筋肉の疲れと、ずっと座りっぱなしや立ちっぱなしなどの動かさないことで生まれる疲れがあります。

この脳の疲れと体を動かさない疲れはどちらも血行不良が原因です。
血行不良になると、体に十分な酸素が行き届かなくなり、老廃物も溜まっていきます。
その結果、むくみやコリ、冷え、だるさなど『なんだか体がスッキリしない』の疲労が生まれてしまうのです。

アクティブレストとは?

『アクティブレスト』とは、日本語に訳すると『積極的休養』となります。元々は、スポーツ選手の疲労回復の方法で取り入れられていた考え方です。

腹筋運動をする女性

血行不良は、筋肉を動かすことで解消されます。疲れてはいるのだけど、「軽く肩を回したら楽になった」、「少し歩いたら頭の中がモヤモヤしていたのがスッキリした」という経験があるのではないでしょうか。これは、体を動かすことで筋肉が動き、滞っていた血流が良くなり、体の中に酸素が行き渡るからなのです。

仕事が原因で生まれる脳と体の疲れをとる『アクティブレスト』にはいくつかポイントがあります。
次からは、オフィスでもできて気軽にできるアクティブレストをご紹介します。

アクティブレストを簡単に取り入れる

ストレッチをする女性

簡単にアクティブレストを取り入れるポイントは主に3つあります。

1. 気軽にできて、呼吸が乱れるほど頑張りすぎない。
2. テンポよいリズムに合わせた有酸素運動。
3. 首と肩の境目の筋肉をほぐし、ふくらはぎの筋肉を動かす。

テンポのよいリズムに合わせた有酸素運動は『ウォーキング』がおススメです。
ポイントは、膝の裏を伸ばしきって歩くことです。
ふくらはぎの筋肉が動くので血行がよくなり、お尻の筋肉も刺激され、お尻周辺の老廃物が流れる効果が期待できます。

首と肩の境目の筋肉をほぐす方法は次で紹介します。

首のストレッチ

(1)右手を頭の左耳の上あたりに置きます。鼻から息を吸って、口からゆっくり吐きながら腕の重みで首をゆっくり右側に倒します。
この時、首から肩にかけての筋肉がじわーっとゆっくり伸びていくのを感じながら倒していきます。

右手を頭の左耳の上あたりに置きます

伸びきったらその位置でゆっくり深呼吸します。そしてゆっくり元に戻り、反対側も同じ様にやります。

(2)手を頭の後ろで組み、腕の重みで頭をゆっくり前へ倒すようにして息を吐きながら首後ろの筋肉をゆっくり伸ばします。

手を頭の後ろで組み、腕の重みで頭をゆっくり前へ倒すようにして息を吐きながら首後ろの筋肉をゆっくり伸ばします

(3)顎の下に手を置き、その手で顎を上へあげるように、息を吐きながら首前の筋肉を上へじわっとゆっくり伸ばします。

顎の下に手を置き、その手で顎を上へあげるように、息を吐きながら首前の筋肉を上へじわっとゆっくり伸ばします

肩甲骨ほぐし

(1)肩の付け根に手を刺すように肘を曲げます。

肩の付け根に手を刺すように肘を曲げます

(2)胸の前で両肘をつけます。

胸の前で両肘をつけます

(3)鼻から息を吸いながら顔を挟むように腕を上へと動かし、肘を真上へ向けます。

鼻から息を吸いながら顔を挟むように腕を上へと動かし、肘を真上へ向けます

(4)口から息を吐きながら肩甲骨と肩甲骨を寄せるようにして肘を開き下ろします。
この動きを5回ほど繰り返します。これなら椅子に座ったままでもできますし、もちろん立ったままでもできます。

脚のむくみだるさスッキリ腰回し

座りっぱなし、立ちっぱなしで感じるむくみには、腰回しがおすすめ。
脚の付け根にあるそけいリンパ節周辺の筋肉が刺激されるため血行が良くなり、やってすぐに脚がスッキリするのを実感するでしょう。

(1)脚を肩幅より少し広くして立ちます。

脚を肩幅より少し広くして立ちます

(2)脚の付け根の筋肉がゆっくり伸び縮みするのを意識しながらゆっくりと前から右に回します。

脚の付け根の筋肉がゆっくり伸び縮みするのを意識しながらゆっくりと前から右に回します

脚の付け根の筋肉がゆっくり伸び縮みするのを意識しながらゆっくりと前から右に回します

(3)同じ要領で反対回しをします。

簡単ですぐにできるものばかりなので、ぜひ試してください。


いかがでしたか? こうしてみると、実は体を動かした方が体は疲れが取れることがわかると思います。
心も体もスッキリさせて、前向きに仕事ができるようにアクティブレストを上手に取り入れてデキる女になりましょう。

ライタープロフィール

ウォーキングインストラクター/イメージコンサルタント 松原永美里

ウォーキングインストラクター、姿勢と魅力の研究家。外資系金融企業で営業として勤務時代に、営業力を高めるために外見心理学を学ぶ。中でも、姿勢と歩き方を矯正することにより多くの人に受け入れられた体験からウォーキングインストラクターの道へ。銀座を中心にレッスンを提供。

【保有資格】

eikowalk認定骨盤ウォーキング(R)インストラクター/ベストカレッジ認定ウォーキングインストラクター/一般財団法人生涯学習開発財団認定イメージコンサルタント

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    【参考】
    デスクワークになって、体調が悪く疲れが抜けない【原因と対策】 – 花王ヘルスケアナビ
    アクティブレストは疲れているときこそ有効! – POWER PRODUCTION MAGAZINE(パワープロダクションマガジン)
    スペシャルコンテンツ – 日産スタジアム
    ※根来 秀行/著(2013年)『健康は「時間」で決まる』(かんき出版)
    ※山本 利春/著(2006年)『疲れたときは、からだを動かす!―アクティブレストのすすめ』(岩波書店)
    ※岩崎 一郎、松村 和夏、渡部 卓/監修(2015年)『強いカラダ・ココロ・アタマをつくる はたらく人のコンディショニング事典』(クロスメディア・パブリッシング)

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