デスクワークのような同じ姿勢をとる状態が長く続いてしまうと、股関節が固まってしまい、歪みの原因になるといわれています。そうすると腰上の浮き輪肉や内ももが太くなってしまう恐れがあります。
そこで今回は、股関節のねじれを改善し、骨盤周りを鍛えるエクササイズをご紹介します。
股関節の固まりをリセットしてすらっとBODYを叶えよう!
デスクワークでずっと同じ座り姿勢をとる状態が続いてしまうと股関節が固まってしまうので、リセットが必要になります。股関節を正しい位置で繋ぎとめてくれる筋肉達をしっかりと動かしましょう。
股関節のねじれ(ほとんど内股によるねじれ)が改善すると、日常動作でもウエストのくびれ筋『広背筋・腹斜筋』(こうはいきん・ふくしゃきん)がアクティブになりますよ。ぜひ毎日行ってみてくださいね!
STEP1 股関節周りの筋肉を活性化させる準備体操
以前もお伝えした大腰筋ストレッチ。こちらをしっかりと動かすと、股関節周りの筋肉が活性化します。まずはこのストレッチで準備をしましょう。
(1)息を吐きながら、図のように片足を後ろに引いた状態で体を2方向へ伸ばします。脇をしめて、背中や二の腕の付け根にも刺激を感じましょう。
手のひらと足の裏でしっかりと床を押すようにして、冷えきってしまった股間節に刺激を入れてください。
ブラジャーの線から首と足と腕を伸ばすようなイメージを持って矢印方向へ伸びていきます。
(2)写真の状態から『骨盤』を軽く上下にリズミカルに20回動かします。お腹の奥~足を伸ばして痛気持ちいい刺激を感じたら大正解。
STEP2 股関節の内股グセを【内股エクサ】で改善!
(1)胸を張り、横向きに寝た状態になります。上の足は曲げて、下の足を遠くへ伸ばしていき、床から30センチほど持ち上げましょう。
1センチダウン、1センチアップと小さく動かして。(UP&DOWN×30回:左右)
(2)次に、(1)の姿勢のまま、床に接着しているウエストのくびれの部分を床にしっかりと安定させた状態でキープ。
下の足はつま先を天井へ向けましょう。(この体制のまま(1)のUP&DOWN×30回:左右)
内転筋群の中でも、上の方をアクティブにして股関節を正しい位置に戻すと、美脚とウエスト引き締め効果が期待できます。
※前もも(大腿四頭筋:だいたいしとうきん)の筋緊張が取れない、上記のエクササイズで前にばかり効いてしまう方は、エクササイズ中に少しだけ膝を曲げて行います。膝の過伸展で内ももとお腹の筋肉が弱くなっているアライメント不良が改善されます。
エクササイズ中は、内ももの上の方にジワーっと刺激を感じながら行いましょう。
背中の上のほう(広背筋:こうはいきん)肩関節~骨盤までつながっている背面にも刺激を感じてみてくださいね!
いかがでしたか? デスクワークや同じ姿勢をとることが多い方は寝る前に毎日行ってみてくださいね。
ライタープロフィール
スタイルアップトレーナー・才原洋子
女性のためのスタイルアップトレーナー。女性専用トレーニングスタジオSOU赤坂店主宰。OPEN3か月で予約の取れない人気店に。BESJpilatesマスタートレーナー/バーオソルオフィシャルトレーナー/女性の美ボディメイクを数多く実現。
【保有資格】
Body Element Pilates トレーナー/BodyKey トレーナー/MasterStretch トレーナー/SOU認定スタイルアップトレーナー/SOU認定 スタイルアップ矯正士/小顔美容矯正士
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