これから夏に向けて露出が増える季節。女性なら誰しも、すらっと伸びた脚に憧れてしまいますよね。しかし、美脚を目指して色々と試したけどなかなか効果が見えなかった、という方も多いのではないでしょうか。もしかしたら、体質と方法が合っていなかったのかもしれません。そこで今回は、エステティシャンの筆者が3つの特徴に分けて、それぞれのタイプに最適な足痩せ方法をご紹介します。
「筋肉タイプ」はマッサージ、「脂肪タイプ」はウォーキング、「むくみタイプ」はストレッチが有効的ですよ!
■筋肉タイプはマッサージが効果的
全身の筋肉の緊張が強く、カチカチに固いタイプ。どちらかというと骨太で骨格がしっかりしたメリハリのある体つきの人が当てはまります。良い筋肉は弾力がありますが、カチカチの筋肉は脂肪や老廃物と絡み合って固まってしまっている状態です。
この場合は、血の巡り、血行を良くすることが脚痩せのポイント。
筋肉を揉んだりほぐしたりして脂肪や老廃物と切り離し、足先から付け根へ老廃物を流すように行いましょう。食事には脂肪の代謝を促す、レバーや大豆製品など、ビタミンB群を多く含むものを積極的に摂りましょう。
■脂肪タイプは筋肉をつけましょう
骨が細く、筋肉が少なくやわらかい体質で、体力も少ない人に多くみられるのがこのタイプ。また、太ももの間に隙間がない、足首が締まっていない人などもこのタイプに当てはまります。
こんな人は、ウォーキングや筋トレをするのがおすすめ。筋肉がつくと足首や膝周りが引き締まり、代謝が上がるため脂肪が燃焼されやすくなり脚にメリハリが生まれます。
■むくみタイプは体操やストレッチが有効
身体に厚みはあるけど、骨や筋肉が目立たない人に多いのがこのタイプ。体内の水分が多くて、脂肪も水も体内に溜め込んでしまうのが特徴です。新陳代謝が悪く、余計な水分を出す力が弱いのでむくみがち。水分や老廃物は脂肪細胞と絡み合うと「セルライト」になるため、むくみは早めに解消しましょう。
特に、関節は骨が多くリンパ節があるので老廃物が溜まりやすい場所。ここが詰まると水道の蛇口が締まった状態のように水分がいっぱいになり、むくみの原因となってしまいます。足首回し、股関節回しの体操やストレッチを取り入れて、まずは流れやすい状態を作りましょう。食事は利尿作用のある「カリウム」を多く含む、アボカドやバナナ、ココナッツウォーターなどを取り入れてみて。
脚痩せは、まずは自分の体質を知ることから。また、どのタイプも半身浴を加えると更に効果的ですよ。今年こそは、最適な方法で美脚を目指してくださいね。
(坂本雅代)
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【参考】
※ビタミンB郡 – わかさ生活
※カリウム – わかさ生活