「整肌(せいき)」という言葉をご存知ですか? 整肌とは、文字のごとく肌の調子を整えること。肌のコンディションを整え、透明感のあるトラブル知らずの肌を手にいれるための3つのポイントをご紹介します。
(1)睡眠をしっかりとる
肌の調子を整えるためにはやっぱり睡眠。ポーラの研究によると、6時間睡眠をとった時よりも、3時間睡眠の時の肌の方が「ツヤがない」「くすんでいる」「乾燥している」と答えた人の割合が高く、肌状態の悪化を自覚できるほど影響が。睡眠不足になると、肌のバリア機能が低下し、肌の水分の蒸散量が高くなり乾燥しやすくなって、肌のキメの状態も悪くなります。睡眠不足は“美肌の大敵”なのです。
(2)インスタント食品を食べない
ジャンクフードやインスタント食品は、塩分の摂取量や栄養素の偏りが過剰ですので、肌荒れを招く大きな原因になってしまいます。どうしても食べたい時や、やめられない場合は、「1ヶ月に1度だけ」と回数を設定したり、野菜や果物をたっぷりトッピングするなどして、なるべく栄養を偏らせない努力をしてみて。
(3)正しく洗顔を行う
洗顔の目的は、汗や皮脂、垢、ホコリやゴミといった、汚れを落とすことにあります。これらの汚れは長時間残ると変質して、肌に刺激を与え、肌トラブルの原因になってしまいます。常に肌を清潔に保つことによって肌荒れを避け、肌の調子を保つことができます。毎日朝晩、肌の汚れを取り除き、きれいな肌を保つようにしましょう。
まずは毎日の生活習慣を整えることが、美肌への近道。規則正しく過ごして、いつでも健やかな「整肌」を目指しましょう!
(前田紀至子)
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【参考】
※睡眠不足は、肌のバリア機能とキメを悪化させることを肌測定により実証 – POLA(PDF)
※お肌の調子を整える – タニタヘルスリンク
※上手な洗顔のしかた – 花王株式会社