“ニキビができるのは若さの証”だと思っていたのに、大人になっても繰り返しできるんですけど……と悩んでいる人も多いはず。ニキビはこじらせてしまうと、でこぼこのクレーターとして跡に残る可能性があります。正しいケア法を知って早めの対処をしましょう。
■クレーターはこうしてできる
ニキビは炎症・化膿すると、食止めるために免疫反応が起こり、細胞を壊して抑えようとします。これにより肌を作る真皮層の機能が失われることで、弾力を保てずにへこみが生じてしまうのです。ニキビを作らないように日頃からケアをするのはもちろん、できてしまった場合は、炎症や化膿して悪化する前に素早く対処をすることが大切になります。
■思春期ニキビと大人ニキビは原因が違います!
ニキビ=皮脂を何とかしなくてはと思いがちですが、これは、あくまでも思春期ニキビの場合。10代でできる思春期ニキビは、皮脂の分泌が過剰になることが原因なので、ベタつきを解消するケアは有効といえます。
でも、大人になってからできるニキビは「乾燥」や「ストレス」が主な原因。乾燥やストレスにより、肌のターンオーバーが乱れることで、古くなった角質が溜まり毛穴をふさいでしまうためニキビができます。
このように、思春期ニキビと大人ニキビは原因が異なるので、同じケア法ではよくなりません。それぞれのケア法を知って、正しいお手入れをしましょう。
■繰り返さないための、ニキビケア方法3
〈思春期キニビ〉
1.余分な皮脂をためない
2.肌を清潔に保つ
3.規則正しい生活とバランスのとれた食事を心がける
思春期ニキビは、汗や皮脂汚れをきちんと落として、肌を清潔に保つことが何より大切です。洗顔フォームはしっかり泡立てて、きめ細かな泡で毛穴の奥に詰まった汚れまで、やさしく洗い流しましょう。
〈大人ニキビ〉
1.肌に潤いを与えてしっかり保湿をする
2.ストレスをためない
3.規則正しい生活とバランスのとれた食事を心がける
大人ニキビは、しっかり保湿をすることが肝心。ニキビだからといって皮脂の取り除きすぎは逆効果です! また、ストレスも大きな要因になるので、帰宅したらすぐにメークをオフして肌を休ませてあげましょう。
ニキビがあると、鏡を見るたびにどうしても気になってしまいますが、無駄に触るのはゼッタイにNG。刺激を与えると、炎症・化膿に繋がるので、できるだけ触れないようにやさしいケアを心がけてくださいね。
(ごきげん手帖編集部)
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