ごきげん手帖

老けたくなければ悪者扱いしないで!ぽっこりお腹の現行犯●●

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ゴボウやおからなど、不溶性食物繊維を多く含むものを食べた後、お腹が張って苦しい思いをした経験はありませんか?お腹にガスが溜まる=腸内異常発酵として、悪者扱いされてきた「ガス」ですが、実は強い抗酸化作用があるのではないか?と研究が進んでいます。

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■不溶性食物繊維の働き

不溶性食物繊維は、ゴボウ、おから、きくらげ、豆類に多く含まれ、筋っぽくザラザラ、ごわごわした食感があるのが特徴です。

腸内で水分を含んで数十倍に膨らみ、腸壁を刺激して腸のぜん動運動を高めます。小食で便秘がちの方には、便のカサを増やし排出を促すため、便秘の解消におススメの食物繊維です。

 

■腸内でガスが発生するワケ

不溶性食物繊維は、腸内細菌によって分解される際に水素ガスを発生させます。この水素ガスは、お腹のハリの原因として今まで悪者扱いされてきました。

 

腸内で発生した水素ガスへの注目

しかし、近年の研究によるとこの水素ガスに活性酸素を除去する効果があるのではないかと、研究が進んでいます。

この腸内で発生した水素ガスは、多くは呼気や放屁によって体外に排出されますが、水素として腸壁から吸収され血液に取り込まれます。名寄市立大学・西村教授の研究によれば、腸内で水素ガスを発生させた後の血液中の水素の濃度は、体内の酸化ストレスを軽減させる水素濃度と一致しているそうです。

 

■上手な不溶性食物繊維の摂り方

一般的には、不溶性食物繊維(2):水溶性食物繊維(1)の割合で摂るのが理想的と言われていますが、下痢と便秘を繰り返す過敏性腸症候群の方など、腸の力が弱っている方は、ガスを排出する力も弱っていますので、お腹が張ってしまう可能性があります。

まずは、それぞれの食物繊維を1:1の割合で摂り、腸内環境を改善して、腸の持つ本来の力を取り戻してから、不溶性食物繊維もしっかり摂るようにすると良いでしょう。

 

すぐ始められる!身近な食べ物

バナナやアボカド、こんにゃくなど、あまり筋っぽさを感じない不溶性食物繊維の多い食べ物や、玉ねぎ、ジャガイモ、サツマイモなど、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がほぼ同量含まれているのでおススメです。

 

今まで悪者扱いしてきたお腹のガスに抗酸化作用があるなんて驚きですね。不溶性食物繊維と水溶性食物繊維をバランス良く食べ、便秘も肌サビも撃退しましょう!

(岩田麻奈未)

【参考】

大腸発生水素による酸化ストレス軽減と生活習慣病予防の可能性 – 名寄市立大学 保険福祉学部栄養学科・教授 西村 直道

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