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その飲み方合っている? 美容と豆乳の微妙な関係【後編】

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ダイエットや美肌と、女性ホルモンは切っても切り離せない関係。しかし、実は身体に良いとされる大豆イソフラボンにも思わぬ落とし穴があったのです。今回は大豆イソフラボンの思わぬ落とし穴と落とし穴に陥らないためのお話をします。

その飲み方合っている? 美容と豆乳の微妙な関係【後編】

 

■思わぬ落とし穴とは

三宅婦人内科医院の「ちょっと専門的ですが」によると、

ダイエットには、エストロゲン優位な時期が良い事はお分かり頂けましたね?しかし、月経がある女性とすでに閉経している女性ではイソフラボンの作用は異なるのです!閉経している女性では、当然女性ホルモンであるエストロゲンがないので、食べ物に含まれている植物性ホルモンであるイソフラボンは女性ホルモンとして作用します。

しかし、月経がある女性では、卵巣から女性ホルモンが分泌していますので、女性ホルモンより作用の弱いイソフラボンは女性ホルモンと競争する形になり、むしろ女性ホルモンとは逆に作用してしまい月経がある女性のイソフラボンの摂りすぎは、月経不順などを引き起こします。つまり、過剰に大豆イソフラボンを摂取すると血中ホルモン値が変動したり、月経周期が延長するのです。

 ということで、月経がある女性には実は大豆イソフラボンが期待していたものと逆の働きをする場合があるとのことです。では、どの程度の大豆イソフラボンであれば、月経周期を延長したりしないのかを次に見ていきましょう。

 

■大豆イソフラボンの摂取量の目安とは?

1丁の豆腐(300g)を食べると約60~70mgのイソフラボンを摂ることになるのです。アメリカのFDA(食品衛生局)では1日約40mg(豆腐半丁)の摂取が望ましいとしています。また、日本の内閣府の食品安全委員会が2006年12月にまとめた「大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価の基本的な考え方」では、1日当たりの大豆イソフラボンの摂取目安量の上限値を70〜75mgとし、そのうち、サプリメントや特定保健食品などで摂取する量は1日当たり30mgまでが望ましいとしています。

 

■私たちが摂るべき量は?

豆乳100gに含まれるイソフラボンは 24.8mgです。コップ一杯の豆乳を飲む場合200mlですから49.6mgとなります。つまり一杯の豆乳だけで摂取量の半分以上を摂ることができます。豆乳だけでは飲みにくい場合、きなこやはちみつを加えて飲まれる事が多く,きなこ大さじ1杯が7gなので、18.6mgのイソフラボンが摂取できます。つまりきなこ豆乳ドリンクの場合であれば、一杯で68.2mgとなり、ほぼ1日分の量を摂取する事になります。

また、そもそも日本では、豆腐や納豆をはじめ、みそ・しょうゆといった調味料に至るまで伝統的な食事で大豆を使ってきましたが、下記に代表的な食材とイソフラボンの量を記載してみました。つまり、和食中心の生活をしてさえいれば、通常の食事で大豆イソフラボンを十分に摂取できるのです。

<イソフラボンが含まれる代表的な食品100g中に含まれる量>

みそ49.7g:通常は一杯18gなので、8.95mg
豆腐20.3g:一丁は300gなので、60.9mg
きなこ266.2g: 大さじ1杯が7gなので、18.6mg
納豆73.5g:一パック約50gなので、36.75mg

 

お肌の為に豆乳を取る場合でもダイエットを目的に取る場合にも同じですが、通常の食事で上記の大豆製品を摂取している場合はそれだけで十分にエストロゲンが摂取できています!

ですから、無理して豆乳を取り続ける必要はないのです。過剰摂取をすることで、生理の周期を乱しては意味がありませんからね。ご自身が普段の生活でどの程度の大豆製品を食べる習慣があるかを確認して、不足してる方は是非とも積極的に豆乳ドリンクや、豆乳鍋などを食生活に取り入れていきましょう!

【関連記事】

「なんとなく」飲んでも意味ナシ!豆乳4大ブランドをお悩み別に徹底比較! 

【参考】

イソフラボンとHRTの比較-三宅婦人科内科医院

※野菜に含まれる個別成分の人における影響に関する研究調査-独立行政法人 国立健康・栄養研究所 梅垣 敬三

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