花粉の時期にお肌を優しくケアするには[日本すっぴん協会 会長コラムvol.7]
2013/03/07
コラムニスト : 岡本 静香
花粉症の季節がやってまいりました!
よくまぁ毎年毎年。4年に一度とかでよろしいのですけれども。
そうですね、
もうかれこれ20年程のお付き合いになります、
花粉症とは。
あまり信じてもらえないのですが、会長は小学生のころからこの季節はむず痒くて、
くしゃみばかり、目を真っ赤に腫らしていました。
長年付き合ったからといって強くなるわけではなく、
毎年同様に、辛いのです。がっくし。
花粉の時期は、目ばかりではなく、お肌もかゆく、
荒れやすくなります。
そこで、花粉の時期にお肌を優しくケアするためにしていることを、ご紹介したいと思います。
1.たっぷり保湿をした後に、マスクをする
花粉時期のマスクは、コーディネートの一部となりますね。せっかくなのでマスクの保湿効果を全力で活用しましょう。
乾燥と花粉のダブルで肌荒れするのを避けるために、保湿をたっぷりとしてからマスクを装着。
朝出かける前にパックをしたり、こっくりとしたクリームやバームを乾燥が気になる部分に塗った後に、マスクをします。
2.日中のメイクは軽くする
ファンデーションはほぼマスクの裏側につくので、【日焼け止め+気になる部分はコンシーラー】などお肌メイクはより軽くして、スキンケアでもちもちに仕上げましょう。
目の周りをこすって肌荒れするのを防ぐために、マスカラはあまり根元から塗らないようにします。アイラインもあまり目のキワぎりぎりに引くと、この時期はかゆみの原因になってしまいますので、アイシャドウなど他のアイテムで仕上げるようにしています。
3.爪の衝撃を軽くする
目がかゆい鼻がかゆいなど、もうこのかゆいという文字を読んだだけでかゆくなりますね、ごめんなさい。
掻いちゃだめ!というのは、昔から聞いて来た言葉です。
でも、不意に掻いてしまった時のために。爪を凶器化しないよう整えておきましょう。
深爪にならない程度に短く、そして角がないように丸く整えます。
そしてこの時期は特に、ジェルネイルがおススメです。
ジェルネイルは、コーティングするため先端がとても柔らかく仕上がります。
透明のジェルは自爪に少しツヤが出る程度なので、お仕事で規則がある方にも。
日常で爪の鋭さを活用する機会がぐっと減るはずです。
4.おうちに帰ったらお風呂場に直行する
まず玄関で、おうちに入るまえに花粉を払う。
そのあとすぐ!お風呂場に直行します!そして全てを洗い流すのです!
外を歩いたお洋服でソファーに座る、顔にタオルを当てる、ベッドに寝転ぶ、などしてしまった時には、家中が花粉畑になります。大げさです。でも、そうやって、花粉が家具についていくのです。家の中にまで、かゆみや肌荒れの原因を作ってしまいます。
特に髪の毛には、たくさんの花粉がついていますので、帰ったらすぐにシャンプーをし、きれいさっぱり洗い流すようにします。
5.お肌はハンドでケア
肌が敏感になるこの季節。
普段コットンを使っている方でも、もし刺激を感じるようでしたら、ハンドケアに切り替えましょう。手に化粧水を出すと、どうしてもコットンに使う場合よりも少量になりがちなので、たっぷり普段コットンに出す量と同じ量を使うように意識します。敏感なお肌を鎮静化させて、気持ちも落ち着かせます。
あとは、ローズマリーのアロマを炊いたり、ミントティーを飲むのもおススメです。
気づいたら最近辛くないかも!と喜ぶ日を迎えるまで、がんばりましょう。がんばります!
Profile

岡本 静香
美容家。 日本すっぴん協会立上げ時から企画・運営に参画。2012年7月27日、会長に就任し、すっぴん美人のキャスティングからインタビュー、ライティングまで幅広く担当。2017年9月30日まで会長を務める。 現在は若手美容家として活躍中。美容サロンの主催や、雑誌の連載多数。 独特の世界観を持って綴る美容コラムやSNSでの動画発信が人気を集めている。