効果的な日焼け止めの塗り方[日本すっぴん協会 会長コラムvol.10]
2013/05/20
コラムニスト : 岡本 静香
心地良い季節。
体いっぱいに春を感じたいのに、
同時に紫外線をいっぱい浴びてしまうことに。
とりあえず日焼け止めを塗り始める、5月。
でも、紫外線は“とりあえず”のバリアは簡単にくぐり抜けてしまいます。
何時間も降り注ぐ紫外線をカットする、
効果的な日焼け止めの塗り方をご紹介します。
- 朝は充分に保湿してから日焼け止めを塗る強い日焼け止めは、お肌を乾燥させる原因に。
十分な保湿をせずに日焼け止めを塗ってしまうと、夕方にはかぴかぴ肌に。
たっぷりと保湿ケアをしてから、日焼け止めを塗りましょう。
日中の化粧水ミストは、保湿されますが日焼け止めが落ちる原因にも。しゅっとした後は必ず上から重ねましょう。 - 日焼け止めにはある程度の厚さをSPFやPA値を計るテストは、日焼け止めをしっかりと塗った状態で行っています。少量を薄く伸ばしてしまった場合、記載されている数値ほどの効果が得られない可能性も。
シミができやすい箇所は重ね、顔全体にしっかりと伸ばしましょう。 - 日焼け止めはフレッシュなものを化粧品にはそれぞれ使用期限があり、効果にもフレッシュさが必要です。
去年の日焼け止めは、なるべく使わない方が良いです。 - 忘れないで塗ってあげたい足の甲顔はばっちりとケアしていても、忘れがちなパーツがあります。
首は、紫外線でシワになりやすいので、顔と同じようにケアを。
そして足の甲。地面から紫外線の反射を受けやすいので、甲だけ焼けてしまうということも。パンプスやブーツから解放される心地良い季節です。一緒に脚の日焼け止めデビューもしましょう。 - 塗り直しが心地良いものを紫外線を防ぐには、3時間ほどで塗り直すのが良いと言われていますが、
塗り直す、と聞くとメイクもわざわざ落とすイメージがありますね。
一度落として保湿してまた塗るのが理想ですが、
そんなことできない。大変すぎて続かないもの。
”塗り直す”のではなく、”重ね”ます。
顔ならば保湿重視のクリームタイプ、体ならばさらさらとしたジェルタイプ。重ねるのが苦痛ではないテクスチャーのものを選び、太陽の下に出る前に重ねましょう。
暖かく幸せなお天気を楽しみたいですね。
Profile

岡本 静香
美容家。 日本すっぴん協会立上げ時から企画・運営に参画。2012年7月27日、会長に就任し、すっぴん美人のキャスティングからインタビュー、ライティングまで幅広く担当。2017年9月30日まで会長を務める。 現在は若手美容家として活躍中。美容サロンの主催や、雑誌の連載多数。 独特の世界観を持って綴る美容コラムやSNSでの動画発信が人気を集めている。