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5年後、10年後の肌は変わってくる。未来に向けて、楽しみながらお肌に投資を – 美容家・山本未奈子

エレガントな雰囲気をまとい、多くの女性誌にも登場する美容家の山本未奈子さん。NYの美容学校で学んだ知識をもとに講演活動や執筆を行い、起業家としては美容ブランド「SIMPLISSE(シンプリス)」を展開するなど、多方面で活躍されています。
前回はそんな山本さんに、ご主人のNY転勤を契機に美容の道に進まれたことや、 “女性の美のお手伝いをしたい”という思いのもと現在のキャリアをスタートされたことなどを伺いました。
2回目となる今回は、ご自身の肌歴のほか、スキンケアにおける基本の考え方などをお話しいただきました。


―山本さんご自身、お肌について深く学ぶまでは“乾燥肌”が悩みだったと前回お聞きしています。

そうなんです。乾燥肌と敏感肌が治らなくって。とにかく美容好きなので、洗顔はもうキュッキュとなるまでしていましたし、酵素洗顔も毎日していました。どんどん角質を取っていた感じで、つるつるになるのが嬉しくって、今考えると恐ろしいです…(苦笑)。

―その後、美容学校で学んでいく中で、ケア方法も大きく変えられて。

はい、勉強することによって自分の間違ったお手入れが原因だと気づいてからは、だいぶお肌の状態も良くなったんですけれど、勉強を始めたのが32歳の時だったんですね。出産も終えた後でしたし、そこから回復していくというのはなかなか難しいところはありました。その時に、“もっと早くこの情報を知っていたらよかったのに”と感じて、今は皆さんにお伝えしたいという気持ちでさまざまなことに取り組んでいます。

―山本さんが、スキンケアで大切にしている考え方について教えてください。

今行っているスキンケアが明日の肌を作るわけではないですけれど、5年後10年後の肌は必ず変わってきますので、毎日のスキンケアも未来への投資だと思って、楽しんで肌と向き合っていくことが大切だと思っています。
また、バリア機能が正常に働くようにすることが大切。保湿が基礎のスキンケアで、調子がいい時にスペシャルケアを取り入れるようにしていますよ。


―具体的にご自身のスキンケアは、どのように行っていますか?

年齢や肌のタイプによってというところはあるんですけれども、私は40代で皮脂の分泌も少なくなってきているので、朝はあまり洗顔せず、化粧水でふき取ったり、シャワーに入る時にはぬるま湯で流したりするようにしています。それでも夏にざらつきが気になる時にはTゾーンのみ泡をつけたりですとか、オイルクレンジングをする時もあります。その時の肌によって、朝変えるようにしていて。

―山本さんの考える“保湿”についても教えてください。

中から湧き上がってくる水分をいかに肌の中に保てるかというのが本当の意味の保湿だと考えています。洗顔しすぎないことがポイントになりますし、角質層が水分で満たされていると、中の水分が逃げにくくなる。きちんと角質層を水分で満たすには保湿の美容液が有効で、そのうえにクリームで皮脂膜を張ることによって、さらに蒸発が防げるようになるんです。


―年齢を重ねる中で、お肌と向き合っていくコツについてはいかがでしょうか。

化粧品の技術はどんどん進化していますし、肌も日々変わっていくので、その時その時にあった化粧品を選んでいくと良いと思っています。新商品も、試さないともったいない(笑)。
一つの化粧品を長く使っている方も多くいらっしゃるかもしれませんが、時々のコンディションに合わせて変えていくと、よりご自身で思い描く肌の状態に近づけていくことができるのではないかと思っています。


今回も美容家の山本さんに、洗いすぎないことで皮膚のバリア機能を保ち、美肌をつくっていく考え方などを伺いました。その時その時の自分のお肌と対話しながら、適切な化粧品を選んでいきたいですね。
次回は食事面でのポイントや、良質な睡眠をつくるコツについても伺います。ご期待くださいね。



山本 未奈子

美容家

1975年生まれ。UCL(ロンドン大学)を卒業後、ニューヨーク州認定ビューティーセラピスト及び英国ITEC認定国際ビューティースペシャリストの資格を取得。
主席で卒業したNYの母校(Atelier Esthetique Institute)で非常勤講師として教鞭を執り、拠点を日本に移すと2009年に美容ブランド「SIMPLISSE(シンプリス)」をスタート。現在は美容記事の監修や執筆活動、講演など多方面で活躍している。
「VOCE」で『Besame Beaute』を、「FRaU」では『スキンケアマスター山本未奈子の SKINCARE BAR 』を連載中。著書に『「なんでやせないんだろう?」 35歳からの「もう太らない自分」の作り方』(講談社)など。

Posted:

2017/10/02

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