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肌も心も機嫌よく。「機嫌がいい女」のススメ。 - 水井真理子

トータルビューティアドバイザーとして、一人ひとりの肌状態に合わせた適切なアドバイスで女性の笑顔を広げ続けている水井真理子さん。前回はファッションから美容業界に転身された水井さんから「女性にとって美容がいかに大切か」をお話しいただき、これまでの人生についてもご紹介しました。
第二回となる今回は、日々を忙しく生きる女性たちのヒントとなるような「自分を機嫌よくする方法」などについてお聞きしました。


―前回は、「いつものこと」を毎日繰り返すことの大切さに20代で気づき、心配り・笑顔を絶やさないことを習慣づけると決めて、今の水井さんがかたちづくられていったことなどを伺いました。ただ、なかなか常に自分の気持ちを整えていることって、難しいと思うんです。水井さんの場合は、どのようにされているのでしょう。

私の場合はその人の時間を預かる、肌を預かるという仕事柄でしょうか、心配りをする以前に、気持ちが常に安定するよう、いつも「機嫌がいい女性」でいることを目指すようになっていきました。
28歳から美容や心理学の勉強を始め、30代で美容の世界に入ってからも、この経験はとても役に立ちました。20代で経験したことを発揮できる環境に身を置かせていただいたこともラッキーでしたね。
上機嫌でなくていい、少し機嫌がいいくらいだと話しかけやすいし、人にも優しくなれる。私はそんな女性に憧れていて。



―「自分を機嫌よくする方法」って、あるんでしょうか。忙しいとついイライラしてしまうことは、誰にでもあると思うんです。

もちろん私もイライラしたり、怒ってしまったりする時もありますよ。そんな時は、反省はするけれど、気持ちは引きずらないようにします。もちろん相手があることだったら、すぐに気持ちは変えられないこともありますけどね。
だから私は普段から、気分を切り替えられるように自分の大好きなものを持ち歩くようにしています。

例えば自分が心地よいと思う香りや音楽にすぐに触れられるよう用意しておいたり、好きな色(淡い色がおすすめ)のリボンを3本、目に入るところにくくっておいたりしています。また、肌触りのいいハンカチや大好きなキャンディ、本などの五感(視覚、聴覚、味覚、触覚、臭覚)に響くもので自分を高めたり、リラックスできるようにもしています。
運動するのもお勧めですね。

あとは、小さなことで喜べる体質になることかな。「今日もふかふかの布団で寝れて幸せ~」って毎日思ってます(笑)。
「ご飯が美味しい!」とか「お風呂が気持ちいい!」とか当たり前のことでも、小さなことで喜べるって、なんだか幸せが多い感じで素敵じゃないですか。
肌だって同じだと思うんです。イライラしてばかりいたら肌はくすむし、ニキビだってでてきます。スキンケアしながら「気持ちいい~」とか、「今日の肌いいじゃない」とか、鏡で見て、手で包み込むように触って、肌を感じてあげてください。


繰り返す日々の中では、ほんのちょっとの一言が大きな力になって、肌も心も機嫌がよくなるものですよ。



―自分を日常的に褒めてあげる習慣づけも、日々をハッピーに過ごす秘けつなのですね。水井さんは30代で美容の仕事をスタートされて、ご自身のお肌はどのように変わっていきましたか?

20代で美容の学校に行っていたので知識はあったものの、30代はエステティック会社でマネジメント業務や自分の勉強、サロンマネージャー、スクール講師に加えて、地方に赴いて美容について教えることもありました。すべてが同時進行でしたので、徹夜が当たり前の状態だったこともありましたね。ほとんど1日3~4時間ぐらいしか寝られなかったので、当時の私の肌の悩みは「くすみ」。その頃はもう本当に立っている土偶みたいで、「私って、どっかから発掘されるよね」っていう感じだったんです(笑)。

美容の会社にいるからといっても、ゆっくりエステを受けているわけではないので、自宅で皆さんにお伝えしているスキンケアをしていました。
今だから分かることは、それまではやっているつもりでも全体のことを見ていなかったということ。
スキンケアの基本であるクレンジングもできていなかったし、化粧水や美容液だって、ただつけているだけだったと気づかされました。



でも、化粧品を選び、その化粧品を丁寧に手のひらと指の腹をつかって使い始め、丁寧に肌と向き合ったら肌は答えてくれるようになったんです。
20代のときにでき始めたニキビが治まってはいたものの、生理前になると同じところに必ずできるニキビは3か月でなくなり、日焼け止めで一年中肌を守ることだけでも一年後には自分の肌の白さを感じることができて。
私の肌は透けるような白さではないけれど、自分の生まれ持った肌をキレイにすることはできるし、自分の手で変えられるんだと確信しました。



少しの言葉でも、自分を日常的に褒めてあげる習慣をつけたり、肌に丁寧に向き合っていくと、肌は応えてくれるようになるものなのですね。また、水井さんから伺った「自分を機嫌よくする方法」は、今すぐにでも取り入れられそうな習慣でした。皆さんも明日から、ご自身の大好きなものをカバンにしのばせてみてはいかがでしょうか。



水井 真理子

トータルビューティアドバイザー

OLを経てエッセイスト光野桃氏の事務所に勤務。28歳のときに色彩心理学を学んだことをきっかけに美容の仕事に転身。42歳で独立し、現在はマネジメント、エステティシャン、講師経験を活かし、雑誌や講演会、さらに化粧品のアドバイス、メソッド開発、マナー研修などで幅広く活躍中。その人の肌を見ただけで、スキンケア方法や食生活まで分かる肌診断が人気。

https://www.instagram.com/mariko_mizui/

Posted:

2017/07/17

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