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年を重ねるのは良いこと。ビューティフルエイジングを目指して - 美容家・小林ひろ美

スプーンパッティングをはじめとする「自宅でできる美容術」を提唱し、多くの雑誌やテレビで活躍されている美容家の小林ひろ美さん。
前回までに、30代での“肌オチ”期を乗り越え美容家として活躍されるまでのお話や、スキンケアで大切な3ステップなどを伺いました。
3回目となる今回は、内側から美しくあるためのポイントなどをお聞きします。


―今回は、内面からキレイをつくっていくためのコツからお聞きしていきたいと思います。

小林さん : 「皮脳同根(ひのうどうこん)」と言うように、皮膚と脳はとてもつながっているところがあると思うんですね。気持ちがポジティブになると皮膚がキレイに、皮膚がキレイになると気持ちもポジティブにというように、表と裏のような関係だと考えています。

―本当に、相互に影響し合うところがあるなと日々感じます。

小林さん : 私は32歳の頃、長年の日焼けがたたってお肌にさまざまなトラブルが出てしまいました。当初はエステに通ったりもしましたが、自宅でもエステができるという感覚で、忙しくても言い訳せずに自分の肌と向き合おうと思いなおし、日常の美容を工夫していったんですね。
心理的にも負担にならない“3分以内の美容法”を、生活にいかに組み込めるか考えていきました。

そうしたら肌がキレイになったと同時に心も軽くなったんですよ。それまではネガティブとまではいきませんが、なんとなくダークサイドを見るようなところがあって。けれど、こういったケアを意識し始めてから自然と笑顔が似合う人と付き合えるようになったり、お肌と気持ちのつながりを実感して、自分の肌は自分がつくるんだと、本当に思いましたね。


―肌が落ちている状態の時は、気持ちの面でもお肌の面でも、自分を引き上げていくことは結構力がいるのではないかなと思います。

小林さん : そうですね。その頃の自分を振り返ると、「でも・だって・どうせ」という3つの口癖がありました。否定から入っていることも多かったかもしれません。まずはそういった口癖を封印して、例えば疲れたと言う代わりに「よく頑張った」と言うようにしたりしていました。
やはり人が聞いていないと思っても、自分の60兆の細胞はネガティブな言葉を聞いているもの。こういったところからでも少しずつ意識するだけで、自然に口角がきゅっと上がって明るい顔つきになっていくと思いますよ!



―小さなところからでも、変えていくことができると。普段小林さんが取り入れているリラックス法についても教えてください。

小林さん : 私は会社から自宅までを歩いて帰るようにしていますが、オンからオフモードに切り替えるために、「4・7・8深呼吸」というのをやっています。
4拍吸って7拍止めて8拍吐くという呼吸法で、いろいろなことをぐるぐると考えすぎずにこの呼吸をしていると、帰宅するまでにマインドリセットできるんですよ。

―それでもストレスが溜まってしまった…という場合にはいかがでしょうか(笑)。

小林さん : もう、溜まってしまうものは仕方がないと思うんです(笑)。毒づきたくなってしまった時には、言ってしまったあとに「キャンセル!」と言って、無しにしてしまってもいいと思うんですよ。
また、一人でもカラオケに行って大声を出したり、あまり溜め込みすぎずにストレスマネジメントをしていくことは、大きな課題だなと感じます。


―最後に、年齢を重ねていくうえでお肌と向き合っていくコツについても教えてください。

小林さん : 私は、年を重ねるのっていいことだと思います。アンチエイジングと言うと“戦う”イメージがありますが、戦うということは、過去の自分に自分を戻すということ。それだと、今の自分を否定していることになってしまうと思うんですね。
抗わずにキレイに年を重ねるということが大切で、“ビューティフルエイジング”という言葉がピッタリだと思います。自分を受け入れて、楽しいことをするという美の貯蓄が後の自分をつくっていきますし、生活の中に美容習慣をうまく取り入れて、良いサイクルをつくっていってほしいなと思います。


今回も3回にわたり、美容家・小林ひろ美さんにスキンケアで大切な3ステップから、内側から美を育てていくポイントまでを伺っていきました。
生活の中に心地のいい美容習慣を組み込み、お肌も内面も、自分クリエイトの楽しい人生後半戦をつくっていきたいですね。小林さん、たくさんのキレイの秘密をお聞かせいただき、ありがとうございました。



小林 ひろ美

美・ファイン研究所主宰 / リバイタライズサロン「クリーム」ディレクター

大学卒業、米国留学の後、語学力と国際的センスを生かした翻訳や輸入業に携わる。
1991年、母・照子とともに(株)美・ファイン研究所を設立。
1998年リバイタライズサロン「クリーム」をオープン。心とからだのバランスを調整し、活力を取り戻すトータルビューティサロンとして、一般女性から女優、政治家へもリラクゼーションを提供する。
トータルな視点から心地よいライフスタイルを提案。
特に納得の理論と簡単で効果的な美容法は多くの女性の支持を集め、テレビや雑誌を中心に活躍中。
企業の商品開発にもコンサルタントとして参加するなど、幅広く活動。

Posted:

2018/01/29

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