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すっぴん美人たちから学んだ「不純美容」[岡本静香]

okamoto_impure-beauty photo by 設楽茂雄

5月に新著『岡本静香のすっぴん美容』が発売されました。
具体的には、すっぴん肌を心地よくケアする方法や、潤いを生かしたベースメイク、肌がきれいに見えるメイクなどをご提案しています。


帯にも書いてある“不純でもいい”がひとつのメッセージテーマとなっています。
それは、一人ひとりによって正解は違うということ。

例えばシャンプーひとつとっても、
●ノンシリコンがいい
●シリコンは少しあった方がいい
●そもそもシャンプー剤は使わない方がいい

と、言われていることは様々。専門家によって、見方によって、“正解”は変わるのです。

誰かにとっての不純も、自分にとっては正解のこともある。


そのことを確信したのは、すっぴん美人図鑑のインタビューを通してでした。日本すっぴん協会の会長として、すっぴん美肌の女性たちにインタビューをしてきてもうすぐ4年。
“その人にとっての美容法”をインタビューしてみると、出てくる、出てくる、不純美容。

初期は、「えっ!!!」と驚く美容法の数々に、インタビューしながら目を丸くする日々(笑)。

例えば…

たんぱく質を摂りたいから、真空パックの鶏肉を持ち歩く人(EICOさん)
EICOさん
寝る時間を削ってでも化粧水をつけたい保湿命の人(菅野結以さん)
菅野結以さん
デトックスのためにコーヒー浣腸をする人(朝井麗華さん)
朝井麗華さん
顔用のクレイパックが気に入って、毎日全身クレイパックで洗う人(宮城舞さん)
宮城舞さん
美容には正解も常識もない、というのを知りました。
それでも、その不純美容に魅かれて伝えたくなったのは、皆さんのその輝く肌と、自信を持ってキラキラと話す姿が美しかったから。


すっぴん美人を見ていて気がついたことがあります。
不純美容を見つけるのに必要なのは、『肌を綺麗にしたい想いと行動力』『肌に合っているものだけを使うというぶれなさ』そして『継続する工夫』です。

『肌を綺麗にしたい想いと行動力』

元から美肌だったという方は一人もいなくて、大体は肌荒れに悩んだ過去や、生活の大きな変化とともに肌の変化も体験していた方ばかり。
その時に、「ああ、もうだめだ」、となるのではなく「この方法はどう!?」「これなら良くなる!?」と、ものすごく大きなエネルギーで肌と向き合っているのです。

『肌に合っているものだけを使うというぶれなさ』

これは全員に共通していたこと。高いから、人気だから、という理由でコスメを見ずに、自分のお肌が変わるか・使い続けたいアイテムか、という感覚を大切に見ています。
もう合わないものを使って肌荒れしたくないという想いもそこには強く関係しているようでした。保湿しすぎるとブツブツが出たという方は、洗うケアをメインに変換したりと、コスメだけに限らずケア方法も自分で変えています。

『継続する工夫』

忙しさや、美容へのモチベーションは、日によって違います。なので、自分が美容をしたくなる瞬間を見つけることもポイント。コスメを選ぶのが好きなのか、食事を選ぶのが好きなのか、最初は全てを網羅する必要はなくて、継続できるものを続けていくことが自分の美容法を見つけるきっかけになります。

とことん色々試しているうちに、この方法が私には合う。と気づけば、それが正解。
誰かにとっての正解よりも、自分の肌を救ってくれた方法こそが、合っているのです。

今回の書籍では、酵素ドリンクをウォッカで割る美容家さん、アイスクリームを食べたいかわりにキャベツを大量に摂るモデルさん、飲んだ次の日に懺悔美容をする女優さん、朝のスキンケアを短縮するために顔に固定するパックを愛用しているアーティストさんのインタビューも載せています。

“これなら私もできるかも。してみたい!”という美容法が、きっと見つかるような一冊になっています。

もしも今している美容が苦しくて“しなくてはいけないもの”だったら、“したい美容”を見つけて、リラックスしながら楽しんでみてください。

【参考】岡本静香『岡本静香のすっぴん美容』(ジェイブックス)
岡本静香のすっぴん美容

岡本 静香

岡本 静香

@shizukotoba岡本静香Official Web Site

学生時代に始めた美容ブログ『静香のメイク日記』が女性からの絶大な支持を得て、美容ライターとしての活動を開始。集英社PINKYのライターアシスタントとして学んだ後独立し、現在は若手美容家として活躍中。美容サロンの主催や、雑誌の連載多数。 独特の世界観を持って綴る美容コラムやSNSでの動画発信が人気を集めている。

Posted:

2016/06/21

Author:

岡本 静香