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シワ対策は自宅でもできる時代に。ポーラ横浜研究所インタビュー【ちくにが行く!】

2018/03/20

コラムニスト : 千国めぐみ


こんにちは。千国めぐみです。
今回は連載コラム初の取り組みとして、出張取材に行ってきました!


私はいまは29だけれど、まもなくやってくる30代、そして40代に入ったらシワのケアも気になってきますよね。


今からエイジング系のアイテムもチェックしておきたいということで、以前から効果の高いシワ対策アイテムとして知っていた「リンクルショット」を生んだポーラの横浜研究所におじゃましてきました。



今回お話を伺ったのは、主任研究員の五味貴優(ごみ・たかまさ)さん。



開発から発売までに15年の歳月をかけたリンクルショットに当初から中心となって携わってきた五味さんは、プライベートでは3人のお子さんのお父さん。
趣味のサッカーは、研究所のグラウンドでも昼休みに他の社員の方と一緒に楽しんでいらっしゃるそうですよ(笑)。


お話は、ソファや緑のラグを配置したリラックスできる空間で 普段研究員の方がアイデアを出し合う場所として使っているお部屋でお聞きしました。



シワの根本原因にアプローチするリンクルショットですが、医薬部外品だからこそ、普段見慣れている化粧品とは違ってかなり具体的な効果と作用を説明していただけたことが印象的でした。



今回私たちは、『好中球エラスターゼ』という酵素がシワの一因だと突き止めました。刺激を受けた皮膚には好中球エラスターゼが集まります。ケガをしたところに集まってばい菌をやっつけてくれる働きがありますが、紫外線や乾燥、表情による皮膚の折れ曲がりまでも“ケガ”と認識して、必要なコラーゲンやエラスチンまで分解してしまうんですね。これがシワの一因だということで、私たちは親玉(好中球エラスターゼ)を止めればいいだろうというふうに考えました。
(五味さん)



その親玉を食い止める“ニールワン”がリンクルショットには配合されていますが、高い効果を発揮するこのニールワンを安定させ配合するのに研究員の皆さんは専門的な意見を求めて全国の大学をめぐったり、地道な研究を辛抱強く続けたり、長い間相当苦労されたそうです。



最終的にチョコミントアイスから着想を得ました。当初はローションのように製品に均一にニールワンを練りこもうとしていましたが、ニールワンは水に溶かすと半年ほどで徐々に分解が進んでいってしまうことがわかりました。ですので、ニールワンを水には溶かさず、緑色のアイスに浮いているチョコのように、油の中にバラバラと点在させたらいいのではないかと考えました。
ニールワンは水があれば水の方へ行きますので、製品からは水を無くして、油の中にニールワンをおく。すると、皮膚は水っぽくうっすら汗もかいていますから、リンクルショットを皮膚に塗り込んだ時に、ニールワンが真皮まで入っていくようになったんですよ。
(五味さん)




こうして誕生したリンクルショットですが、なにしろ印象的だったのは 被験者さんたちがリンクルショットを使用し始めてから数か月後の効果が目に見えてシワのないツルツルのお肌になっていたこと。
残念ながら今回その写真はお見せできないのですが、言葉で説明すると 目元のシワはもちろんのこと、おでこや深いほうれい線まで目立たなくなっていました。使用前と比べるとかなりの違いがあり、その効果の高さに感動のあまり涙を流して喜んだ方もいらっしゃったほどだそうです。


▲今回、研究所の室内も見せていただきました。この部屋でも、日夜リンクルショットの開発を行っていたそうですよ。



また、こっそり半顔でテストをした研究員の方もいたようなのですが、もう半分のほうれい線のシワと比べると年齢が違っているように見えるほどでした!
(※五味さんではない方です!)


このように目に見える結果を出しているリンクルショットですが、実は“シワを改善する”と表記する許可の下りた化粧品は、リンクルショットが初めて*。
乾燥による小じわを目立たなくすると表記された化粧品は多くありますが、リンクルショットはこのように医薬部外品としてその効果を堂々と宣言していらっしゃるのです。これは本当にすごいことです。

*その後他社からシワを改善するアイテムとして、エリクシール シュペリエル「エンリッチド リンクルクリーム S」や「資生堂 バイタルパーフェクション リンクルリフト クリーム」が発売されています。




手に部分的に塗り込んでテストしただけでも、おや、これは何か違うぞ!とその効果を感じられたのですが、リンクルショットはピタっと肌に吸い付くバームのようなテクスチャで、伸びがよく水分量の多い化粧品に慣れていると違和感を感じるかもしれません。
この独特で不思議なテクスチャも肌の水分に引き寄せられて作用するニールワンの効果を最大限に発揮させるためのものなのだと納得できました。


▲五味さんが持っているのは、“ニールワン”の入った小瓶。とても高額で繊細な原料(空気中の水分に少し触れただけでも、その性質が変わってしまうそう・・・)ということで、開封厳禁(笑)。どきどきしながら見せていただきました。



きっとみなさんもそうだと思うのですが、私はほうれい線は化粧品では対策が難しいものだと思っていました

美容鍼や首回りのエクササイズ、美容機器でちまちまとケアをしていたのですが…
これは、使うしかないでしょう!
ぜひ長くお付き合いしたいと、心から思いました。

Profile

千国めぐみ

千国めぐみ

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1988年7月5日、埼玉県生まれ。「mina」(主婦の友社)、「with」(講談社)、「steady.」(宝島社)でレギュラーを務める。ほか「美的」(小学館)、「MAQUIA」(集英社)など雑誌出演多数。アロマテラピー検定1級、アロマセラピスト、化粧品成分検定1級、化粧品成分上級スペシャリスト、美容薬学検定1級、漢方養生指導士、薬膳漢方検定、コスメマイスター、スキンケアマイスターの資格を保有し、美容に関する幅広い知識を持つ。

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